ユリ『藤乃さん、一つ聞いていい？』
なつき『(水を飲みながら)ん、どうした？』
ユリ『どうすれば、そんなにオッ●イが大きくなるの？』
なつき『・・・ブッ！』
ユリ『キャッ！』

なつき『悪い悪い。つーか、どうしてそんな事を聞く？』
ユリ『えっとね、大きい方が男の人は喜ぶんだって。だから、沙織お姉ちゃんに教えてあげればマサキお兄ちゃんも喜ぶかなって』
なつき『・・・人によるんじゃないか？』
ユリ『そうなの？』
なつき『ああ・・・多分』
ユリ『でもこの前沙織お姉ちゃんの部屋に行ったら、そういう本が何冊もあったよ。前は無かったのに』
なつき『・・・』

ユリ『ね、教えて？』
なつき『いや、私だって好き好んで大きくなった訳じゃ・・・』
ユリ『・・・なんか嫌味に聞こえるー』
なつき『ま、まあ私から言えるのは《無理なダイエットをしない》事くらいだな。一般論だが』
ユリ『なるほどなるほど・・・』

なつき『言っておくけど、大きくてもロクな事無いぞ』
ユリ『例えば？』
なつき『例えば・・・そうだな、ムレるし重いしやたら見られるし動き辛いし邪魔だしムレるし』
ユリ『うーん・・・大変なんだね』
なつき『そう、色々な意味で大変だ』
ユリ『じゃあユリはいいや。そういえば前にお母さんが《結局は肉弾戦なのよね・・・》って言ってたけど、どういう意味なのかな？』
なつき『・・・』
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