11~15

ユリ『痛い・・・』
なつき『この流れも久々だな』

ユリ『うう・・・そうだ!』
なつき『何か思い付いたか?』
ユリ『はい。まずはソファーをテーブルを挟んで向かい合わせになるよう配置します』
なつき『《MIWA》みたいな感じか』
ユリ『そうですね。そして席と席の間に仕切りを配置します』
なつき『仕切り?・・・まあいいか、それで?』
ユリ『後は店内を可能な限り暗くして・・・』
なつき『・・・』
ユリ『カップルのお客様に・・・あ、もちろん女の子同士でも大歓迎です。場合によっては私も混ぜてもらうかもしれません』
なつき『・・・』
ユリ『ちなみに男の方同士はお断りします。正直、私が見たくありませんので・・・イタッ!』

なつき『それ・・・一昔前に流行ったアレだろ』
ユリ『グスン・・・そうなんですか?じゃあそろそろ流行のトレンドが一周して・・・アタッ!』
なつき『館内が客じゃなくて警察で埋めつくされるぞ』
ユリ『グスン・・・それは困ります』
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