妹たち(澄谷)
沙織『さあ・・・次はマサキ君ですよ?』
澄谷『・・・』
妖艶な笑みを浮かべ、竹刀を構えている。
ある意味緊急事態なのに、思わず見入ってしまった。
ユリ『が、頑張って~・・・』
??『・・・』
いつの間にか道場の入口付近に移動していたユリから気の無い声援が送られる。
すぐに逃げ出せるように、という事だろう。
沙織『・・・』
澄谷『う・・・』
沙織が一歩前に出る。
オレが一歩後退する。
そんな事が何度か繰り返された後だった。
??『あ・・・!』
沙織が急に間合いを詰めてくる。
とりあえず防御の態勢に入ろうとした・・・が。
沙織『行きますっ・・・え!?』
ユリ『・・・あ』
澄谷『危な・・・アタッ!うおっ!?』
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澄谷『・・・』
妖艶な笑みを浮かべ、竹刀を構えている。
ある意味緊急事態なのに、思わず見入ってしまった。
ユリ『が、頑張って~・・・』
??『・・・』
いつの間にか道場の入口付近に移動していたユリから気の無い声援が送られる。
すぐに逃げ出せるように、という事だろう。
沙織『・・・』
澄谷『う・・・』
沙織が一歩前に出る。
オレが一歩後退する。
そんな事が何度か繰り返された後だった。
??『あ・・・!』
沙織が急に間合いを詰めてくる。
とりあえず防御の態勢に入ろうとした・・・が。
沙織『行きますっ・・・え!?』
ユリ『・・・あ』
澄谷『危な・・・アタッ!うおっ!?』
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