マサキとユリ(栗橋)

みずき『今、大丈夫?』
栗橋『・・・はい。本当にすみませんでした』
みずき『まあ・・・やってしまった事は、仕方ないわね』

菊川さんに続いて、現在はみずき先輩と電話中だ。
菊川さんとの電話が終了した後、すぐに着信があった。

みずき『ほとぼりが冷めるのを待ちましょう』
栗橋『すみません・・・』
みずき『それは良いけどさ・・・栗橋君』
栗橋『はい』
みずき『気持ち良かった?』
栗橋『え・・・な、何がですか?』
みずき『ふふ~ん、分かってるクセにぃ~』
栗橋『・・・』

ヤバい。
思い出してしまった。

みずき『さあ、正直に言いなさい』
栗橋『あの・・・萱島さんはどうしてますか?』

ちなみに萱島さんは、みずき先輩のマンションにしばらく居候する事となっている。
もちろん、これは球団でも知っている人はごく一部だ。

みずき『樟葉?今はミチコの運転する車で荷物を取りに戻ってるわ。って、ごまかすな!』
栗橋『す、すみません・・・』
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