？？『シノシノ、本当にゴメン・・・』
紫乃亜『まあ、サリーがいなかったらこの店とっくに潰れてたけどさ・・・』

サリー？

藍美『苗字の頭文字と名前の最後』

ああ、それでサリーか。
納得。

紫乃亜『っていうか、サリーも結構張り切ってたよね？』
？？『それを言われると・・・』
アリス『いなかったら、って・・・？』
紫乃亜『以前にね、助けてもらったの。お金を盗まれそうになって』

だから、行き付けだったのか。

菊川『怪我とかしなかった？』
？？『する訳無いでしょ。あんなチンピラ男相手に』
紫乃亜『うん。サリーかっこよかった。ちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・』
藍美『それって、ヤバいフラグなんじゃ・・・』

確かに。
そもそも、この人“ソッチ”だし。

紫乃亜『それは大丈夫。私にその気は無いし』
？？『うん。私もセンパイ一筋だから』
美衣『でもさっき美衣の事襲おうとしてたにゃ』
？？『それは・・・その衣装にクラッときちゃったから、かな？』
美衣『・・・予算無くにゃるわ、ソッチの人に襲われそうににゃるわでロクな事がないにゃ』
菊川『全くだな』
？？『そうだ、その衣装をセンパイに・・・』
藍美『やめときなさい』
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