出会いと再会(なつき)

遥『そっちの肉、もう大丈夫じゃない?』
なつき『どれどれ・・・お、旨い』

タレを漬けた肉を御飯に乗せ、そして食べる。
ほど良く焼けていて、とても美味しい。

都城『カルビとロースとレバー二人前ずつと・・・飲み物どうします?』
なつき『次もビールで』
遥『同じく』

店員が注文を復唱し、下がっていく。
私と遥、そして都城の3人で焼肉店に来ていた。
昨日の中華料理屋に引き続き、私の奢りだ。

遥『んー、美味しい』
都城『裏返しておきますねー』
なつき『そろそろアミ代えた方が良さそうだな』

ワカメスープを一口飲む。
時間制限ありの食べ放題に、飲み放題も追加した。

遥『ほら、出水も食べなって』
都城『すみません・・・あ、美味しい』

この店に来たのは久しぶりだが、相変わらず混んでいた。
私達が来た時にはちょうどテーブルが空いたが、今は入口の方で何組か待っている。

都城『すみませーん。アミ交換お願いします』

肉とビールを運んできた店員にアミの交換をお願いする。
タレのかかった御飯を口にした。
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