フォーム改造(ヒスイ)

遥『翡翠はどうしたの?何かお疲れみたいだけど』
翡翠『ちょっと変な人に襲われて・・・』

散々セクハラトークをされたあげく、いざこれから!という時にまた別の邪魔が入ってしまった。
次会ったら、また何か技でも喰らわせてあげよう。

田崎『だ、大丈夫だったんですか?』
翡翠『うん。一本背負いで投げ飛ばしたから』

もちろん茜さんではなく、タコ焼きオヤジこと阿畑やすしさんの方に。
片付けも一人でする羽目になったし、それ位は構わないだろう。

田崎『凄いです・・・!良かったら今度教えて下さい』
翡翠『簡単なので良かったらね』
遥『護身術か何か?』
翡翠『うーん・・・自分でもよく分からないです』

多分色々混ざっているのだろう。
あの娘と共に教わった(と言うより叩き込まれた)頃が、今となっては懐かしい。

田崎『遥さんも何かやっているんですか?』
遥『私じゃないんだけど、友達の教え子・・・というか、知り合いがやらされていたらしくて』
田崎『そうなんですか・・・』

教師をやっている知り合いがいるのだろうか。

遥『今度、全員で翡翠にレッスンして貰わない?』
田崎『あ、それ良いですね』
翡翠『ぜ、全員にですか?』
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