魔宮へ(なつき)
遥『教え子に迫られたりとかしてんじゃないの?』
なつき『う・・・』
私の脳裏に一人の女子部員の姿が浮かぶ。
思わずげんなりしてしまった。
遥『あー、やっぱりあるんだ?そういう事』
なつき『い、いや・・・その・・・』
返答に詰まってしまう。
ちなみにユリには、遥の事は話していない。
『紹介して下さい!』と目をキラキラ輝かせるユリの姿が脳裏に浮かび、私はますますげんなりした。
わざわざ数少ない友人を毒牙にかけ、信頼を失うような真似をしたくはない。
遥『そうよねー。アンタの胸、デカイんだもん。服着てても目立つし』
ああ・・・そっちか。
酒が回っているのか、遥はエロオヤジみたいな事を言う。
遥『思春期の男子高校生にはキッツイよねー、それ』
遥は止まらない。
まあ確かに男子部員も、時々私の胸をじっと見てる事があるが、こちらが見つめ返すとすぐに目線を逸らせてしまう。
遥『PTAとかに、何だその胸は!不健全極まりなーい!!とか言われたりしないの?』
なつき『しないって・・・』
まあ、違う事で多少目を付けられてはいるが。
遥『あ、もうこんな時間だ。じゃあ、もう寝るね』
なつき『うん、おやすみ・・・』
遥『おやすみ、なつき。あ、たまにはブログにコメントしてね』
なつき『うん・・・』
電話は切れた。
3 / 5
なつき『う・・・』
私の脳裏に一人の女子部員の姿が浮かぶ。
思わずげんなりしてしまった。
遥『あー、やっぱりあるんだ?そういう事』
なつき『い、いや・・・その・・・』
返答に詰まってしまう。
ちなみにユリには、遥の事は話していない。
『紹介して下さい!』と目をキラキラ輝かせるユリの姿が脳裏に浮かび、私はますますげんなりした。
わざわざ数少ない友人を毒牙にかけ、信頼を失うような真似をしたくはない。
遥『そうよねー。アンタの胸、デカイんだもん。服着てても目立つし』
ああ・・・そっちか。
酒が回っているのか、遥はエロオヤジみたいな事を言う。
遥『思春期の男子高校生にはキッツイよねー、それ』
遥は止まらない。
まあ確かに男子部員も、時々私の胸をじっと見てる事があるが、こちらが見つめ返すとすぐに目線を逸らせてしまう。
遥『PTAとかに、何だその胸は!不健全極まりなーい!!とか言われたりしないの?』
なつき『しないって・・・』
まあ、違う事で多少目を付けられてはいるが。
遥『あ、もうこんな時間だ。じゃあ、もう寝るね』
なつき『うん、おやすみ・・・』
遥『おやすみ、なつき。あ、たまにはブログにコメントしてね』
なつき『うん・・・』
電話は切れた。
3 / 5