フォーム改造(ヒスイ)

翡翠『ごちそうさまでした・・・』
城咲『ごちそうさま・・・美月はカップラーメンも?』
西条『うん。お腹すいたから』

私達は寮の食堂にいた。
普段は食事が出るのだが、今の時期は帰省が許可されている時期という事もあり自分達で食べる事になっている。

城咲『美月だけ、ご飯大盛りでしょ?』
西条『うん。美味しいよね、スペシャルデラックス弁当』

カップラーメンを啜りながら答える。
あの後3人で、近くのコンビニとホカ弁屋に行ってきた。
弁当に加え、コンビニで買ったサラダとヨーグルト。
美月さんは、さらにカップラーメン。

翡翠『・・・食べ過ぎになりませんか?』
西条『大丈夫だよ~。ほらっ』

服を捲りあげ、お腹を見せてきた。
見事に引き締まっている。
もちろん美月さんに限った事では無いが。

城咲『・・・美月』
西条『なあに?』
城咲『今日、バイトだったんでしょ?』
西条『うん。今日はオープンから。円の分も頑張って働いてきたよ』

円さんと美月さんは時々だが、試合の無い日にアルバイトをしている。
ここから少し離れた所にあり、本格的なハンバーガーを出すお店らしい。

城咲『その事は感謝してる。・・・で、美月』
西条『なぁに?』
城咲『もう一回お腹見せて』
西条『お、今日の円は大胆だね~。いいよ、じっくり見て~』

カップラーメンを食べ終えた美月さんが、再び服を捲り上げる。
元々この寮は男子禁制で、今は食堂に私達しかいない。

城咲『・・・もう一度聞くけど、今日バイトだったのよね?』
西条『うん』
城咲『・・・上にシャツか何か着た?』
西条『暑くなるので、着てません』
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