5人目の女子選手(なつき)

【足達】
足達美伽(あだちみか)。
恋恋高校野球部のマネージャーとして入部した1年生。
小動物系の可愛い女の子。
視力があまり良くない為、眼鏡にしようかコンタクトにしようか模索中。

【魔の手】
ユリ『セ~ンセ★』
なつき『(||;゚д゚)))』
ユリ『どうして涙目になって震えてるんですか?(ガチャ)』
なつき『(鍵閉めたぁ・・・)』
ユリ『ところで先生?』
なつき『な、なに?』
ユリ『お体の具合は大丈夫ですか?』
なつき『(今、さらに悪化したんですけど・・・)』
ユリ『実は、先生が二日酔いで寝てる所、教頭先生に見られちゃって』
なつき『・・・』
ユリ『でも大丈夫ですよ。今日は“たまたま”体調が悪いから休んでもらってます、って部員全員で言い訳しましたから』
なつき『うぅ・・・』
ユリ『そういう訳ですから、先生?』
なつき『・・・』
ユリ『い・い・で・す・ね?』
なつき『(´;ω;)』

【妹】
ユリの妹で、現在は中学三年生。
姉の影響で、彼女も野球をしている。
姉以上の身体能力と野球センスを持ち、バッテリーを含めた全ポジションを守れる。
中学生とは思えない、大人びた雰囲気で周囲を魅了する。
ちなみになつきが『それ』に気付いたのは、ユリは匂いだと思っているが、実際はデジカメを取り出した際に鞄の中が見えてしまったから。

【いかがわしい絵画】
みわちゃん曰く生命の胎動を表現している絵なのだが、なつきには裸の男女が集団で乱交している絵にしか見えない。

【お見せできない品々】
みわちゃん曰くアフリカの大自然で暮らす動物を模した木彫りの像なのだが、なつきには拷問に使われる道具の一つにしか見えない。
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【実家】
ユリの実家の事は、なつきはほとんど知らない。
就任前日、校長に呼び出されユリの実家の事は一切聞かないように言われた。
その為、なつきが知っているのは

①妹がいる(紹介された)
②女子リーグの本拠地の方らしい(本人が言った)

この2点くらいである。

【城咲円】
城咲円(しろさきまどか)。
女子リーグに所属する選手でポジションはサード。
細身の身体から繰り出す力強い弾丸ライナーと、エラーがほとんど無い守備が魅力。
基本的に無愛想だが、ファンによるとそれが逆に良いらしい。
聖タチバナ出身で甲子園にも出場したが、その時の事はあまり話したがらない。

【田崎羽入】
田崎羽入(たざきはいる)。
女子リーグに所属する選手で、ポジションは主にセンター。
愛想も良く男性ファンから高い人気があり、サイン会ではいつも長蛇の列ができる。

【天草未久】
天草未久(あまくさみく)。
女子リーグに所属している選手で、ポジションは主にショート。
なつきと同じ高校の出身で、その頃から割と有名だった。
不動の1番打者として、チームを牽引する。

【山科翡翠】
山科翡翠(やましなひすい)。
女子リーグに所属する選手で、サウスポーの速球派ピッチャー。
城咲や西条と同じ、アメリカの独立リーグ出身という事になってるが実際の経歴は不明。
試合中は厳しい表情だが、ファンやマスコミには愛想笑い(営業スマイル)で応対する。

【萱島楠葉】
萱島樟葉(かやしまくすは)。
NPB5人目の女子選手。
去年まで女子リーグに所属しており、今年からはキャットハンズでプレーしている。
セミロングの髪に整った顔立ちでファンからの人気も高い。
橘みずきや引退した早川あおいのように抜群のコントロールや決め球がある訳ではないが、豊富な球種で打たせて取るピッチングをする。

【西条美月】
西条美月(さいじょうみつき)。
女子リーグに所属する選手でポジションはピッチャー。
140kmを記録した事もある直球と落差のあるフォークで格の違いを見せ付ける。
身体能力は申し分ないがメンタル面に難があり、突如乱れたり自滅したりする。
海外で野球留学中に、城咲と知り合った。
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