みわ『ねぇ、見て見て！スミティー君のサ・イ・ン。この前貰ったのよぉ～』
『あらぁ、凄いじゃな～い』
『みわちゃんやるぅ～』

オカマ店長が同業とおぼしき方達と話をしている。
サイン色紙の上の方に『みわちゃんさんへ』と書かれている。
スミティーというのは確か、バスターズの澄谷という選手のあだ名だ。
今年大ブレイクし、首位打者を狙える位置にいる。

『おかげで、アタシのワッチの出番が全然無いじゃないのよ～。プンプン』

一人、むくれているオカマがいる。
ワッチというのは、同じバスターズの栗橋という選手のあだ名だ。
一昨年辺りは結構活躍していたような気がするが、最近は全然聞かない。

ユリが料理を持ってくる。

ユリ『先生、じゃんじゃん食べて下さいね。ついでに私も』
なつき『食べません』
ユリ『ひーん・・・』

みわ『スミティー君もイイけど神童さんもイイわ。みわ、困っちゃう～』
『アタシのワッチ～』
ユリ『店長ー！オーダーたまってますよー』
みわ『みんなステキ～！』
『スミティ～！』
『ワッチ～！』

なつき『うん・・・』

次の料理も、とても美味しかった。
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