女教師と怪しい店(栗橋)

みわ『今日はありがとねー。別に泊まっていっても良いのよ?』
栗橋『え、遠慮しておきます・・・』
矢部『やん・・・す』
ユリ『お待たせしました。店長、お先です』

三国さんが出てきた。
カムフラージュの為か、上にセーターを着ている。

みわ『うん、またお願いね~』
栗橋『それにしても・・・』
なつき『くー・・・』
萱島『起きそうにないですねー』

教え子の背中で寝息を立てている、元プロ野球選手の泥酔女教師。
いつもの事なのだろうか。

ユリ『すみません、送っていただく上に荷物まで持って頂いて・・・』
栗橋『うん、もう遅いからね』

オレはフラフラ状態の矢部君に肩を貸しているので、三国さんと藤乃さんの荷物は萱島さんが持っている。
既に(近所迷惑な)ネオンの看板は消灯していた。

萱島『じゃあ行きましょうか?ご馳走様でした』
ユリ『おやすみなさい、店長』
みわ『みんな良い夢見るのよ?オヤスミッ★』
なつき『すー・・・』
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