初勝利(栗橋)
萱島『先輩、今日は私に奢らせて下さい』
栗橋『いや、良いって。さすがに・・・』
後輩、しかも女の子に奢ってもらう訳にはいかない。
みずき先輩には何回か奢ってもらった事はあるが、それとこれとは別だ。
萱島『じゃあ、先輩より年俸が上がったら奢らせて下さい』
可愛い顔して、何て事を言うのだろう。
今年だってそんなには変わらない。
萱島『あー・・・もしかして、自信無いんですかぁ?』
栗橋『う・・・』
今年の活躍次第では、簡単に追い抜かれる可能性もある。
それ以前に、オレの場合はとにかくチームに残る必要がある。
知り合いの記者によれば、最低限一軍に残留すれば大丈夫という話だった。
・・・頑張らねば。
3 / 9
栗橋『いや、良いって。さすがに・・・』
後輩、しかも女の子に奢ってもらう訳にはいかない。
みずき先輩には何回か奢ってもらった事はあるが、それとこれとは別だ。
萱島『じゃあ、先輩より年俸が上がったら奢らせて下さい』
可愛い顔して、何て事を言うのだろう。
今年だってそんなには変わらない。
萱島『あー・・・もしかして、自信無いんですかぁ?』
栗橋『う・・・』
今年の活躍次第では、簡単に追い抜かれる可能性もある。
それ以前に、オレの場合はとにかくチームに残る必要がある。
知り合いの記者によれば、最低限一軍に残留すれば大丈夫という話だった。
・・・頑張らねば。
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