雨に打たれて(マミ)

??『アリス・・・やり過ぎ』
アリス『だって・・・この男が』
マミ『えっと・・・逃げた方が良くない?』
??『た、確かに・・・』
鬼頭『おい・・・俺らも』
荒井『さ、さらばだじょー!』
『ちょ、待てって!』
『大丈夫か、しっかり・・・く、臭せぇぇぇ!!』

どうやらリーダー格の女性が《アリス》というらしい。
性格は、思い込みが激しい猪突猛進型で間違いないだろう。
そして、もう一人の女性(長身かつ巨乳)はわりと常識人なのかもしれない。
その時着用していたタイツも、あの時(ナッチに助けられた時)に着ていた物で間違いないだろう。

鬼頭『まあ・・・何とかなるやろ』
マミ『はい・・・』
鬼頭『俺もそうやけど、向こうと違って訳有りな奴も結構おるからな。改めて、忠太共々よろしく頼むわ』
マミ『よろしくお願いします』

どちらともなく、握手を交わす。
ここにはナッチもいるし、雅さん達もいる。
訳有りっぽい人も何人かいた。
そして、私もその一人だろう。
ならば・・・訳有り同士頑張ろう。

そう思い、私は女子更衣室へと向かっていった。
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