キャンプイン(栗橋)
矢部君とみずき先輩のいるテーブルに戻る。
空になったグラスには、再び氷水が満たされていた。
みずき『当ててたわね、あれ・・・』
矢部『間違いなく当てていたでやんすね・・・』
栗橋『な、何を・・・?』
二人共ジト目だった。
みずき『・・・見ましたか、奥さん?こんのニタニタ顔!』
矢部『見たでやんす!醜悪極まりないザマスでやんす!!』
栗橋『う・・・』
反論できない。
矢部君が小声で聞いてくる。
矢部『・・・栗橋君、一つだけ教えるでやんす。どんな感じだったでやんすか?』
栗橋『えっと、まあ・・・』
矢部『煮え切らないでやんすねぇ・・・。質問を変えるでやんす。ボリュームあったのはどちらでやんすか?』
みずき先輩の方をチラチラ見ながら聞いてくる。
思い出してみた。
みずき先輩も全く無い訳ではないが、さっきの娘とは比べるまでもない。
栗橋『そりゃあもちろん、さっきの・・・』
と言いかけたところで、頭を棒のような物で手加減無しで叩かれた。
クラシックが流れる店内に、そぐわない殴打音が2回響く。
栗橋『イテテ・・・』
矢部『ム、ムゴいでやんすぅ・・・』
精神注入棒を持ったみずき先輩が、ソファーの上に仁王立ちしていた。
みずき『だんだん声が大きくなってきてんのよ、メガネ!それから栗橋君!?アレに手を出したらヤバいでしょうが!!』
栗橋『え・・・?』
頭をさすりながら聞き返す。
みずき『あの肌のツヤはおそらく、中・・・いや高校生よ』
栗橋『マ、マジっスか?』
矢部『オイラびっくりやんす!あんなメロン・・・ギニャーでやんすぅ!!』
再び店内に殴打音が響く。
矢部君は2発目を喰らい、轟沈した。
とても高校生には見えなかった。
・・・連れのツインテールの娘はともかくとして。
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空になったグラスには、再び氷水が満たされていた。
みずき『当ててたわね、あれ・・・』
矢部『間違いなく当てていたでやんすね・・・』
栗橋『な、何を・・・?』
二人共ジト目だった。
みずき『・・・見ましたか、奥さん?こんのニタニタ顔!』
矢部『見たでやんす!醜悪極まりないザマスでやんす!!』
栗橋『う・・・』
反論できない。
矢部君が小声で聞いてくる。
矢部『・・・栗橋君、一つだけ教えるでやんす。どんな感じだったでやんすか?』
栗橋『えっと、まあ・・・』
矢部『煮え切らないでやんすねぇ・・・。質問を変えるでやんす。ボリュームあったのはどちらでやんすか?』
みずき先輩の方をチラチラ見ながら聞いてくる。
思い出してみた。
みずき先輩も全く無い訳ではないが、さっきの娘とは比べるまでもない。
栗橋『そりゃあもちろん、さっきの・・・』
と言いかけたところで、頭を棒のような物で手加減無しで叩かれた。
クラシックが流れる店内に、そぐわない殴打音が2回響く。
栗橋『イテテ・・・』
矢部『ム、ムゴいでやんすぅ・・・』
精神注入棒を持ったみずき先輩が、ソファーの上に仁王立ちしていた。
みずき『だんだん声が大きくなってきてんのよ、メガネ!それから栗橋君!?アレに手を出したらヤバいでしょうが!!』
栗橋『え・・・?』
頭をさすりながら聞き返す。
みずき『あの肌のツヤはおそらく、中・・・いや高校生よ』
栗橋『マ、マジっスか?』
矢部『オイラびっくりやんす!あんなメロン・・・ギニャーでやんすぅ!!』
再び店内に殴打音が響く。
矢部君は2発目を喰らい、轟沈した。
とても高校生には見えなかった。
・・・連れのツインテールの娘はともかくとして。
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