再会、そして、

『待ってて、くれませんか』

 俺の服の裾をぎゅっと握りしめながらそう言ったきみの顔が、ずっと忘れられない。
 とても真剣な、でも、今にも泣きだしそうな表情で。
 そんな顔をされて、否と言えるはずもなくて。

『……分かった』

 俺は、ただ受け入れてきみを手放すしかなかった。

 あれから、何年経っただろう。
 きみの言葉を信じて、俺はずっと待ち続けたよ。
 今日、この日を。

 約束の場所は、思い出の公園。
 きみは、本当に来てくれるのかな。
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