夕焼け色のキミに恋をした

「はじめにいさま! みて! きれいなゆうやけ!」
 そう言って俺のほうを振り返るきみが、あまりにも輝いて見えて。
 なぜだろう。胸が苦しくなる。
 花のような笑顔を直視できなくて、頬の熱を夕日のせいにしてきみの手を取った。
「さぁ、かえろう、ゆき」
「はい!」
 握り返された手の感触に、心臓がとくりと跳ねた。
1/2ページ
スキ