日向ごっこ
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「はとりって学校似合わないよねぇ」
「うん!ハリィは似合わないね!」
「知ってるぅ?紅葉。はとりにもねぇ、学生時代があったんだよ」
「驚きだね!」
「…………」
紅葉と手を繋いできゃははうふふしながら由希と夾の学校の文化祭を回る。基本的に私たちの後ろにいるはとりは頭痛が痛いみたいな顔をしていた。そんな顔してたらもっと似合わないよ。
紅葉と私の付き添いでやってきたはとり。紅葉はともかく私に付き添いいらないよね。そこの扱いがちょっと納得いかないけど、普段草摩の敷地から出ないからちょうどいいよね!って感じで納得することにした。
「ん…?あれは」
なんだか賑わっている一帯が目に入る。目を凝らすとよく知ってる人物が見慣れない格好をしていた。
「!!紅葉隊員っ!突撃だ!直ちにやつを捕獲せよ!」
「リョウカイ!」
私の命令に心得た!と言わんばかりに集団の中に入っていった紅葉。そしてぴょんとお目当ての人物の肩に飛び乗る。紅葉隊員は優秀である。その光景にうんうん、と満足していたけど、ふとあることを思い出した。
「ここ共学だった」
「…………」
紅葉の手離しちゃった。
はとりは私の言葉に凄く頭痛が痛いという顔をしていた。
***
「きゃー!!!かっこいいー!」
「かわいいー!!」
「由希君の知り合いー!?」
はとりと紅葉が大人気である。私も顔“は”100点って紫呉にいさん辺りから言われるのにな。私にもオーディエンスわいてほしい。そう思ったけどなぜか女の子の格好をしている由希を見たらそんな願望は消え失せた。由希くん、君かわいいね……。「それはそうと由希。いつの間に女になったんだ?」はとりの言葉に全力で頷く。
「何十回と俺の裸を見ておいてよくそんな台詞を……あとナマエは何でそんな悲壮な顔をしてるの」
「いや……うん。似合ってるね由希」
「本気でやめてくれ」
はとりのドキドキ教室診療を受けている由希をひとまず置いて、教室の奥でハッスルし出した紅葉の元に行く。紅葉は屋台の上でおにぎりを食している。美味しそうだね紅葉隊員。
「紅葉ーちゃんと手洗った?」
「うん!バッチリだよ!」
「うーん、じゃあいいかなぁ」
「よくねぇ!止めろバカ!」
そして目をつり上げた夾にカーテンの裏側に連れてこられた。紅葉のついでに叩かれた後頭部をさする。
「キョーがぶったぁ」
「ぶったねぇ。あいつすぐ手が出やがるんだよ。昔からそうだよまったく」
「何キャラだ!つーか付き添いなら止めろ!!」
「夾君…っ」
私と紅葉に激しいツッコミを入れる夾に遠慮がちに話しかけてきた女の子。その女の子を見た瞬間、先ほどの涙はいずこ…?と言いたくなるくらい嬉しそうに紅葉が笑った。
「トールっ!トールだっ!元気元気?」
「こんにちは…草摩の方だったのですね」
「うんうん。私たちみんな夾と由希の親戚なんだよトールちゃん」
「おまえら顔見知り…?」
夾が不思議そうにそう呟く。
「いや、初対面」
「だったら知った顔で話してんじゃねえ!」
「ボクは知り合いだよ!パパのビルで会った!!」
「ややこしいわ!」
夾がツッコミしてる横で「草摩ナマエです。仲良くしてねトールちゃん」と自己紹介しておく。「は、はい。よろしくお願いします」ちょっと戸惑ってるけどこれから距離を詰めていくことにしよう。
「うん!ハリィは似合わないね!」
「知ってるぅ?紅葉。はとりにもねぇ、学生時代があったんだよ」
「驚きだね!」
「…………」
紅葉と手を繋いできゃははうふふしながら由希と夾の学校の文化祭を回る。基本的に私たちの後ろにいるはとりは頭痛が痛いみたいな顔をしていた。そんな顔してたらもっと似合わないよ。
紅葉と私の付き添いでやってきたはとり。紅葉はともかく私に付き添いいらないよね。そこの扱いがちょっと納得いかないけど、普段草摩の敷地から出ないからちょうどいいよね!って感じで納得することにした。
「ん…?あれは」
なんだか賑わっている一帯が目に入る。目を凝らすとよく知ってる人物が見慣れない格好をしていた。
「!!紅葉隊員っ!突撃だ!直ちにやつを捕獲せよ!」
「リョウカイ!」
私の命令に心得た!と言わんばかりに集団の中に入っていった紅葉。そしてぴょんとお目当ての人物の肩に飛び乗る。紅葉隊員は優秀である。その光景にうんうん、と満足していたけど、ふとあることを思い出した。
「ここ共学だった」
「…………」
紅葉の手離しちゃった。
はとりは私の言葉に凄く頭痛が痛いという顔をしていた。
***
「きゃー!!!かっこいいー!」
「かわいいー!!」
「由希君の知り合いー!?」
はとりと紅葉が大人気である。私も顔“は”100点って紫呉にいさん辺りから言われるのにな。私にもオーディエンスわいてほしい。そう思ったけどなぜか女の子の格好をしている由希を見たらそんな願望は消え失せた。由希くん、君かわいいね……。「それはそうと由希。いつの間に女になったんだ?」はとりの言葉に全力で頷く。
「何十回と俺の裸を見ておいてよくそんな台詞を……あとナマエは何でそんな悲壮な顔をしてるの」
「いや……うん。似合ってるね由希」
「本気でやめてくれ」
はとりのドキドキ教室診療を受けている由希をひとまず置いて、教室の奥でハッスルし出した紅葉の元に行く。紅葉は屋台の上でおにぎりを食している。美味しそうだね紅葉隊員。
「紅葉ーちゃんと手洗った?」
「うん!バッチリだよ!」
「うーん、じゃあいいかなぁ」
「よくねぇ!止めろバカ!」
そして目をつり上げた夾にカーテンの裏側に連れてこられた。紅葉のついでに叩かれた後頭部をさする。
「キョーがぶったぁ」
「ぶったねぇ。あいつすぐ手が出やがるんだよ。昔からそうだよまったく」
「何キャラだ!つーか付き添いなら止めろ!!」
「夾君…っ」
私と紅葉に激しいツッコミを入れる夾に遠慮がちに話しかけてきた女の子。その女の子を見た瞬間、先ほどの涙はいずこ…?と言いたくなるくらい嬉しそうに紅葉が笑った。
「トールっ!トールだっ!元気元気?」
「こんにちは…草摩の方だったのですね」
「うんうん。私たちみんな夾と由希の親戚なんだよトールちゃん」
「おまえら顔見知り…?」
夾が不思議そうにそう呟く。
「いや、初対面」
「だったら知った顔で話してんじゃねえ!」
「ボクは知り合いだよ!パパのビルで会った!!」
「ややこしいわ!」
夾がツッコミしてる横で「草摩ナマエです。仲良くしてねトールちゃん」と自己紹介しておく。「は、はい。よろしくお願いします」ちょっと戸惑ってるけどこれから距離を詰めていくことにしよう。