完結済み
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幼稚舎からの想い、通算十年分をぶつけに行くとそこにいたのは好きな人の兄と名乗る好きな人で。言っている意味が自分でも分からなくなりそうだったけど一切の間違いはなくて。顔の横に手を置かれ、ぐっと近づいた距離のせいで思考回路があまり働いてくれない。
「僕も前から君のこと気になってて…」
頬を染めて照れたようにそう言葉を紡ぐ好きなひと。そんな顔を見せてくれるなんて夢みたいだ。頭の中の私が嬉しさのあまり踊り狂っている。私もずっと好きだったよ。そう言いたかったのに喉が震えて声が出ない。代わりに視線がゆらゆら揺らぐ。好きなひとの顔が、歪んで見える。
「……え、」
好きなひとの手をはねのけてその場から逃げ出した。何も話せなかった。振られると分かっていたから思い出だけでもと思っていたのに。………何で光くんの真似してたのかな。あれかな、直接話す価値もない的なやつかな。でも来てくれたの馨くんだったし。ええ…意味分からない。分からないけど振られたのは確かだ。光くんの真似っこして好きだって言われても嬉しくない。そもそも真似をして告白なんて嘘ついているって事だ。…………振られた。告白する前に振られた。せめて告白してから振って欲しかった。
「…………初恋は叶わないんだなぁ」
つらい。涙が止まらない。
その後わんわん泣きながら幼なじみに電話。深夜まで愚痴を言っていたらブチ切れた幼なじみが私の家まで来て「さっさとベッドに入って寝ろ。二度と朝日が拝めなくなるぞ」と般若顔で布団に押し込められた。無言の圧力をかけてくる幼なじみの視線を背中に感じつつ就寝。そしたら夢に般若顔の幼なじみが出てきた。つらい。
「僕も前から君のこと気になってて…」
頬を染めて照れたようにそう言葉を紡ぐ好きなひと。そんな顔を見せてくれるなんて夢みたいだ。頭の中の私が嬉しさのあまり踊り狂っている。私もずっと好きだったよ。そう言いたかったのに喉が震えて声が出ない。代わりに視線がゆらゆら揺らぐ。好きなひとの顔が、歪んで見える。
「……え、」
好きなひとの手をはねのけてその場から逃げ出した。何も話せなかった。振られると分かっていたから思い出だけでもと思っていたのに。………何で光くんの真似してたのかな。あれかな、直接話す価値もない的なやつかな。でも来てくれたの馨くんだったし。ええ…意味分からない。分からないけど振られたのは確かだ。光くんの真似っこして好きだって言われても嬉しくない。そもそも真似をして告白なんて嘘ついているって事だ。…………振られた。告白する前に振られた。せめて告白してから振って欲しかった。
「…………初恋は叶わないんだなぁ」
つらい。涙が止まらない。
その後わんわん泣きながら幼なじみに電話。深夜まで愚痴を言っていたらブチ切れた幼なじみが私の家まで来て「さっさとベッドに入って寝ろ。二度と朝日が拝めなくなるぞ」と般若顔で布団に押し込められた。無言の圧力をかけてくる幼なじみの視線を背中に感じつつ就寝。そしたら夢に般若顔の幼なじみが出てきた。つらい。