本編
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遠征選抜試験が始まった。モニター室でモニタリング中だ。私は佐鳥と一緒にモニター見ている。今は観てるのは諏訪隊。
『食料めぐって競い合う感じなんかな?』
『じゃあメガネは断食でいいわね』
『話し合いましょう』
「香取ちゃんが香取ちゃんやってて面白い」
「ナマエさんその見方でいいんです?」
「加点していいかな?」
「怒られますよ!」
にしても嫌いな隊員で組まされるのは結構キツいだろうな。修くん、香取ちゃんに入れたみたいだし。実にわかりやすかった。隠す気あったか? レベルだった。まあ修くんは適応能力高いから大丈夫だろう。香取ちゃんはどうだろうか。あの子分かりやすいとこと分かりにくいとこの差がすごいからな。でも隊長は雑だけどまとめ上手の諏訪さんだし。なんとかなりそう。
かっきーの隊なんて影浦と犬飼だからな。揉める未来しか見えない。分かるぞ影浦。まあこっちもかっきーとののがいるから幾分マシだろうけど。二人で仲裁するでしょ。別役はわからん。悪意なしになんかやりそう。偏見である。
「諏訪隊は献立全部先に考えとくんですねー」
「諏訪さん雑だけどその辺きっちりしてるからね。ご飯行くときの段取りとか得意だし。加点しちゃろ」
「ナマエさん意外と加点の引き金軽い」
「良いとこみて伸ばそう方式だから」
『ズルいズルいズルい! アタシも個室がいい!』
『宇井がいねーならおめーは個室だろ。男女比的に』
『男女でツイン部屋は使われへんからなあ』
『……ならいいわ』
『あ、でもこれ……試験中に全員必ず一泊はカプセルベッドを使用することって書いてますよ』
『うえ~!?
諏訪さんのあとに入るのとかヤダ……』
『んじゃおめーが最初に使えばいいだろが』
『アタシのあとに諏訪さんが入るのもヤダ……』
『シバくぞ』
「思春期の親子みたいなこと言ってる! あははは!」
「ナマエさん楽しそう」
「楽しい。加点したくなる」
「これ大喜利じゃないんですよ」
話し合いは終わり、課題をやり始めた諏訪隊。つまらん。もっと話してくれ。他の隊にモニター切り替えてみたけどみんな課題やってる。つまらん。
佐鳥と常備されている飲み物の飲み比べを始めてしばらくして。動きがあった。特別課題が配布されたのだ。お題は遠征選抜試験がなぜ部隊をシャッフルして行われたか。
モニターを変えたりログを見たりして出てきた主な解答はボーダー幹部、隊長候補をテストしてること。今回の試験がボーダーにとってデータ収集の場であること。加点した。隊員が死亡して部隊の再編成が行われる場合を想定したもの。これにも加点しといた。遊真とヒュースの意見だ。
《まわりがドン引きしちゃうでしょバカ!!!!!!! 》
ちなみに小南が減点してた。
「これ何点がボーダーなんですかね」
「70~80くらい? 甘いかな」
「話し合ってる最中も加点減点つくから実情はどうですかねー」
「あ、諏訪隊停電した」
「トリオン切れかな?」
「あ、修くんそれだめだ」
修くんがタッチパネルにトリオンをチャージした。トリオンの少ない修くんが。案の定パソコンが動かなくなってしまった。
『何やってんのよトリオン貧乏のくせに!』
『まあ明日から気ィ付けりゃいいだけの話だ。栄養とってしっかり寝りゃ朝にはトリオンも回復してる。今後は俺か隠岐か香取。トリオン余ってる組がチャージ役だな』
『そうですねぇ』
『明日はともかく今日はどうすんのよ!? 仕事時間あと8時間もあるのに! こいつが課題できなかったら他所と差がついちゃうじゃない!』
『そりゃそうだな。どうする? 三雲』
『あ、はい。なんとかします』
修くんはそう言って少し考えてから隠岐に話しかけた。
『隠岐先輩、ちょっといいですか?』
『ん~?』
『この通信デバイスカメラがついてるみたいなんで、共通課題の問題文を写させてもらいたいんですけど……』
『おー全然ええよ』
『問題撮ってどうすんのよ』
『今日のうちに手書きで問題を解いておいて明日朝イチでパソコンに打ち込みます。問題解きながら打つ込むよりも早いから遅れはある程度取り戻せると思います』
「お、三雲くんふつうにかしこい! 加点加点」
「揉める前にやってるのが偉い加点加点」
そんな感じで加点しまくった。これ楽しいかもしれない。
『食料めぐって競い合う感じなんかな?』
『じゃあメガネは断食でいいわね』
『話し合いましょう』
「香取ちゃんが香取ちゃんやってて面白い」
「ナマエさんその見方でいいんです?」
「加点していいかな?」
「怒られますよ!」
にしても嫌いな隊員で組まされるのは結構キツいだろうな。修くん、香取ちゃんに入れたみたいだし。実にわかりやすかった。隠す気あったか? レベルだった。まあ修くんは適応能力高いから大丈夫だろう。香取ちゃんはどうだろうか。あの子分かりやすいとこと分かりにくいとこの差がすごいからな。でも隊長は雑だけどまとめ上手の諏訪さんだし。なんとかなりそう。
かっきーの隊なんて影浦と犬飼だからな。揉める未来しか見えない。分かるぞ影浦。まあこっちもかっきーとののがいるから幾分マシだろうけど。二人で仲裁するでしょ。別役はわからん。悪意なしになんかやりそう。偏見である。
「諏訪隊は献立全部先に考えとくんですねー」
「諏訪さん雑だけどその辺きっちりしてるからね。ご飯行くときの段取りとか得意だし。加点しちゃろ」
「ナマエさん意外と加点の引き金軽い」
「良いとこみて伸ばそう方式だから」
『ズルいズルいズルい! アタシも個室がいい!』
『宇井がいねーならおめーは個室だろ。男女比的に』
『男女でツイン部屋は使われへんからなあ』
『……ならいいわ』
『あ、でもこれ……試験中に全員必ず一泊はカプセルベッドを使用することって書いてますよ』
『うえ~!?
諏訪さんのあとに入るのとかヤダ……』
『んじゃおめーが最初に使えばいいだろが』
『アタシのあとに諏訪さんが入るのもヤダ……』
『シバくぞ』
「思春期の親子みたいなこと言ってる! あははは!」
「ナマエさん楽しそう」
「楽しい。加点したくなる」
「これ大喜利じゃないんですよ」
話し合いは終わり、課題をやり始めた諏訪隊。つまらん。もっと話してくれ。他の隊にモニター切り替えてみたけどみんな課題やってる。つまらん。
佐鳥と常備されている飲み物の飲み比べを始めてしばらくして。動きがあった。特別課題が配布されたのだ。お題は遠征選抜試験がなぜ部隊をシャッフルして行われたか。
モニターを変えたりログを見たりして出てきた主な解答はボーダー幹部、隊長候補をテストしてること。今回の試験がボーダーにとってデータ収集の場であること。加点した。隊員が死亡して部隊の再編成が行われる場合を想定したもの。これにも加点しといた。遊真とヒュースの意見だ。
《まわりがドン引きしちゃうでしょバカ!!!!!!! 》
ちなみに小南が減点してた。
「これ何点がボーダーなんですかね」
「70~80くらい? 甘いかな」
「話し合ってる最中も加点減点つくから実情はどうですかねー」
「あ、諏訪隊停電した」
「トリオン切れかな?」
「あ、修くんそれだめだ」
修くんがタッチパネルにトリオンをチャージした。トリオンの少ない修くんが。案の定パソコンが動かなくなってしまった。
『何やってんのよトリオン貧乏のくせに!』
『まあ明日から気ィ付けりゃいいだけの話だ。栄養とってしっかり寝りゃ朝にはトリオンも回復してる。今後は俺か隠岐か香取。トリオン余ってる組がチャージ役だな』
『そうですねぇ』
『明日はともかく今日はどうすんのよ!? 仕事時間あと8時間もあるのに! こいつが課題できなかったら他所と差がついちゃうじゃない!』
『そりゃそうだな。どうする? 三雲』
『あ、はい。なんとかします』
修くんはそう言って少し考えてから隠岐に話しかけた。
『隠岐先輩、ちょっといいですか?』
『ん~?』
『この通信デバイスカメラがついてるみたいなんで、共通課題の問題文を写させてもらいたいんですけど……』
『おー全然ええよ』
『問題撮ってどうすんのよ』
『今日のうちに手書きで問題を解いておいて明日朝イチでパソコンに打ち込みます。問題解きながら打つ込むよりも早いから遅れはある程度取り戻せると思います』
「お、三雲くんふつうにかしこい! 加点加点」
「揉める前にやってるのが偉い加点加点」
そんな感じで加点しまくった。これ楽しいかもしれない。