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高校入学式 前夜
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「怜奈!相澤くんたちもう来るって!」
「ほんとっ?」
入学式前日 午後6時
オールマイトと怜奈は迎えを待っていた
事の発端は今日の午後2時頃
「パーパ、今日のご飯何がいい?」
怜奈は冷蔵庫を漁りながら後ろにいる第2の父親、オールマイトに向かって質問を投げかけた
彼女が作ってくれる料理はどれも絶品で文句のつけようがない
おかげで自分の胃袋は数年前からガッチリと掴まれてしまっていると自負している
「(まぁ胃は無いんだけども…)」
なんてしみじみと思っていれば「パーパ?」と再び問いかけられるので慌てて今日の予定を伝える
「怜奈、今日は外に食べに行かないかい?」
「え、お外?」
「あぁ、君の入学祝いに相澤くんとマイクがぜひって」
本当ならば2人で食事に行こうと思っていたのだが、特に愛娘を溺愛しているあの二人がそれを許すはずもなく、問答無用で約束を取り付けられたのだ
お兄ちゃん達も一緒?とパァっと笑顔になる可愛い愛娘に自然と笑がこぼれる
彼女の美味しいご飯が食べられなくてちょっぴり残念だが、嬉しそうにはしゃいでいる彼女をみたらそれもどこかへ吹っ飛んでしまう
「楽しみ!」
「君が嬉しそうで私も嬉しいよ」
あの会話から4時間後怜奈のスマホが鳴った。
「パーパ!お兄ちゃん達着いたって!」
「よしっ!じゃあ行こう!」
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