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雄英体育祭
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昼食
最終種目は午後からなので食堂へと向かおうとすれば、A組の女子達からお昼のお誘いを受ける。
それを快く承諾し、一緒に席に座りお昼をつつけば話されるのは怜奈のこと。
「てか怜奈ちゃん!スカウト枠だったんやね!」
「それね!!びっくりしちゃったよ!」
「なんで言ってくれなかったのー!?」
「ケロ、でも納得したわ。怜奈ちゃんのあの力で一般入試はおかしいと思っていたの」
「さすがは私の怜奈さんですわ!!」
「ヤオモモのじゃないからね?」
「ごめんね、言う必要ないかなぁって思って………」
それから話は女子トークへと移り話していたところで上鳴と峰田が相澤からの伝言を伝えに来た。
何でも午後の部では女子は全員チアの服を着て応援する、ということだった。
そんなこと言っていたかな?と怜奈は首をかしげたがそれを信じた八百万はそれに頷き、個性で女子達のチア服を作ってくれた。
そして全員でそれを着てスタジアムへと戻るのだった。
《最終種目発表の前に予選落ちのみんなに朗報だ!あくまで体育祭!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目もあるからな!!本場からチアリーダーも呼んでって…アリャ?》
《なーにやってんだ…》
《どーしたA組!!?》
「峰田さん!上鳴さん!騙しましたわね!!」
「え、騙されたの?!」
「そこは気付こうよ怜奈ちゃん…」
ガーンとする怜奈に麗日が苦笑しながらツッコミを入れた。
会場に行けば女子達は自分たち以外は全員ジャージを着ていた。
応援するんじゃ…?と疑問に思っているとマイクが否定するので騙されたということだ。
上鳴と峰田は2人して親指を立てていたが、怜奈を見てブーイングを始めた。
「オィイイイイ!!!何でジャージ着てんだよ神風 ーーー!!!」
「大本命があああああああ!!!」
「うるさいお前ら。」
「怜奈ちゃんに近づかんといて」
「暑い〜」
怜奈も先程まではジャージを着ていなかったのだが、着替え終わった彼女を見た女子達はそのあまりの破壊力の凄さに慌てて着せたのだ。
着せられた本人は何のことかわからず首を傾げてしまっているが。
ギャーギャーと峰田達と女子が言い合っているのをボーと見ながら、暑くなってきてしまったと袖を見ながら思った怜奈は脱いでもいいかな?とチャックをジーッと下に下ろす。
「あれ?怜奈ちゃんそのかっこ、ヴ!?!?!」
「どうした緑谷く、ん"?!?」
「あ、みっちゃん、飯田くん!」
下までチャックを下ろし、後ろから声をかけてきた緑谷達を振り返り笑いかけると、2人はその姿を目に映した瞬間にぼっ!!と顔を赤らめて固まった。
ジャージの下にはチア服を身に纏っている怜奈だが、それが凄まじかった。
にこにこと笑いみんなとお揃いなんだ〜と笑う彼女とチア服の組み合わせは最高に可愛い
「あれ?何か顔赤いよ……?暑い?」
「へっ?!だだだ大丈夫だよ?!?」
「うっぅむ!!!何でもないぞ!!」
「そ、そう?」
そう会話していると、その姿を目敏く見つけた峰田達はこちらへと飛んできた。
「うひょぉぉぉぉぉぉ!!神風の神わがままボディ!!!」
「たまんねぇです!!!!!」
「離れて峰田ちゃん」
「黙れ上鳴」
「「グはぁっ!!!」」
2人は蛙吹と耳郎に倒された。無念。
「あ、私みんなと写真撮りたいな」
「撮ろう撮ろう!!」
「女子で撮ろうよ!」
「いいね〜!」
女子で集合写真を撮り、ツーショットなども撮っていると、切島と瀬呂などが俺とも撮ってくれ!と言ってきたので怜奈は彼らともツーショットを撮った。
再び峰田と上鳴が迫ってきたがその前に女子達に潰された。
「サンキューな神風!」
「ありがと怜奈ちゃん!」
「こっちこそありがとう〜」
「れ、怜奈ちゃん!ぼっ僕ともいいかな…?」
「いいよ!撮ろう?」
「ああああありがとう!!」
それから撮影会に区切りがついたところで次の種目についてのアナウンスがかかる。
《最終種目の進出4チーム、総勢16名からなるトーナメント形式!!一対一のバチバトル!レクリエーション種目が始まる前に対戦相手を決めるぞ!予選通過者はステージに集まれ!》
アナウンスに従い、最終種目まで残った選手達が続々と移動していく。