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放課後 職員室前
「失礼します。1―Aの神風です。消太先生はいらっしゃいますか?」
「怜奈、こっちだ」
「HEY怜奈ちゃん!イレイザーに用事か?」
「マイク先生!こんにちわ!」
「……やっぱ怜奈ちゃんの先生呼びいいわ……」
「黙れマイク。で、どうした?」
机に突っ伏し感動から打ち震えているプレゼントマイクを一刀両断し強制的に黙らせた相澤は怜奈にどうしたのかとここに来た内容を促した。
それに対し怜奈は昼に不審な人物が校舎にいたと説明すると相澤の目はもちろん、マイクの目の色も変わりそれはプロヒーローとしての目付きに変わった。
「マスコミじゃなくてか?」
「その人だけ格好が違ったの。機材も何も持っていなかったし、それに彼は門からじゃなくて黒い靄に包まれてすぐに姿を消して……私の目には、一般人としては見れなかった。」
自分が見つけた時には、何をしているのかはわからなかったけど…と伝えれば、相澤はそうかと言い報告ありがとな。と不安げな表情を浮かべる彼女の頭を撫でる。
怜奈のそういった観察眼は侮ってはならないと相澤とマイクは十二分に理解しているのでそのままガタリと椅子から腰を上げた。
「俺は今から校長にこのことを話に行く。おそらく会議になるだろう。」
「そうだな、俺も行くぜ」
「あぁ。怜奈、今日は一人で帰るなよ。必ず誰かと一緒に帰れ、いいな?」
「わかった…」
「また詳しいことは後で電話で聞くかもしれん、大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ」
「怜奈ちゃん、気をつけてな!」
「ありがとう!じゃあさようなら」
ぺこりとお辞儀をして怜奈は手を振ってくれる教師達に手を振り返して職員室を出る。
何もないといいけど…
胸の中の不安はなぜか消えてはくれなかった。
その日は緑谷達と途中まで一緒に帰ったが、道中で何かが起こるということはなく、またオールマイトはご飯を食べてお風呂に入ってから帰ってきて、怜奈に道中何もなかったかと急いで帰るためかマッスルフォームに変身した姿のまま質問攻めしたのだった
余談だが不振な人物を見たというのが怜奈だとわかった際に何度も会議を抜け出そうとして周りから止められていたのは別の話だ。
(本当に心配だったんだよ…)
(大丈夫だよパーパ(よしよし))
((わぁ役得))