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個性把握テスト〜戦闘訓練
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「わーたーしーがー!!普通にドアから来た!!!」
ズザザザザザザッッッという音と砂埃を引きつれて登場したのはNO.1ヒーローオールマイト
憧れのヒーローの登場に彼らのテンションが異常なほど高まる
怜奈もパーパだと顔を輝かせていると、それに気づいたオールマイトは愛娘が見ている!とあらためて表情をキリッと引き締めた
初回の《ヒーロー基礎》について
今回の内容、それは"戦闘訓練"
戦闘訓練を行うにあたり、早速それぞれの戦闘服が配られることとなった
「「「戦闘服!!!おおおおお!!!」」」
「着替えたら順次グラウンド・β に集まるんだ!!」
オールマイトの言葉に返事をし、着替えるためにと更衣室に移動していく
自分の戦闘服を広げた怜奈はすぐにゴソゴソと着替えに取り掛かる
戦闘服の希望用紙には動きやすい服でとだけ書いて送ったとオールマイトにいえばものすごく慌てていたが、ピエロみたいな格好ではないと少しホッとした
(そういう事じゃないよ!byオールマイト)
靴まで履いたところでふぅと息を吐き出せば、更衣室の視線がほとんど自分に向いているのを感じ後ろを振り向けばやはりみんなこちらを見ていた、と言うより凝視している
こてんと首を傾げたあとに声を出したのは興奮気味の麗日だった
彼女は自分の戦闘服がピッチピチだー、と恥ずかしがっていたことも忘れてぶんぶんと両手で空を切っている
「怜奈ちゃん!!!わがままボディやね!!」
「うん?わがままボディ……??」
「シンプルなのにテラ美しいよ!!!」
「素敵ですわ怜奈さん!!!」
「えっと、ありがと!みんなも凄い可愛い」
力なくふにゃりと笑う彼女の戦闘服
黒のVネックの半袖はピッタリと彼女の身体にフィットし、豊満なバストとウエストを強調させ
お腹の部分はガッツリと見えており
下も黒のピッタリとした短パンで、小さなヒップを覆い陶器のような足が惜しげも無く晒されている
同色の靴は戦闘時に利用しやすいように細いピンヒール
シンプルなデザインと漆黒が彼女の美しさを引き立て、まさに神々しい光を放っていた
ちなみにこの姿を見たオールマイトは本気で制作会社に乗り込もうかと思ったらしい
(露出が多すぎる!!!)
──────────────
「始めようか有精卵ども!!戦闘訓練のお時間だ!」
オールマイトの前にずらりと並ぶのは戦闘服を着た 1-A の面々
「わあみっちゃん!似合ってるよ!」
「デクくんかっこいいね!地に足ついた感じ!」
「あ、怜奈ちゃ…ってえぇぇぇぇ?!麗日さっん、うおおおおお?!」
「動きやすい服って言ったらこうなったの!」
「あはは、パツパツになってもた…。」
くるりと回ってみせる怜奈と恥ずかしそうにする麗日に、緑谷の頬に自然と熱が集まる
特に怜奈ちゃん花が咲くよその美しさ!!!!
怜奈は女子の中でも特に目立っており、視線はほとんど彼女に向いているほど(チラチラと爆豪も見てしまっているのがいい証拠である)
「ヒーロー科最高。」
「ええっ?!」
峰田は親指をぐっと立てている
「神風の神わがままボディ!やべえよな!そうだろっ?!」
「うっおすげえ!怜奈ちゃんやっべえ!!」
ぎゃいぎゃいと峰田と上鳴が騒ぐが授業が始まれば落ち着くだろう
たぶん
「…怜奈」
「あ、焦ちゃん」
「似合ってるな、その衣装」
「ありがとう!焦ちゃんのそれは寒くない?」
「大丈夫だ」
「よう神風!」
「あ、切島くん!おおっすごいかっこいいね!男らしいっ」
「そっそうか?神風もすげぇ似合ってんぜ!!」
頭の上にかかった影に顔をあげれば、轟が立っていた。ほんのりと顔が赤いのはやはり寒いのだろうか?
それに加えて切島もこちらに来たので彼の戦闘服を褒めれば照れたように笑いまた褒め返してくれた
2人はそれぞれ何気なく彼女の前に立ち騒いでいる2人から見えないようにガードしたのだった