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個性把握テスト〜戦闘訓練
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高校生活2日目 朝
朝早くに登校した怜奈は職員室前である人物を呼んだ
呼ばれた本人は普段は絶対に見せないであろう動きで彼女のもとへと姿を見せる
「消太先生、おはようございます!」
「おう、おはよう。どうしたんだ?」
怜奈は昨日の彼のゼリー飲料を見て不安に感じていた
相澤は合理的主義のため基本食事は手早く済ますことに徹しておりほっておくとゼリー飲料で1日を終えてしまうことも多々ある
ならばせめて昼だけでもまともな食事をと思った彼女はお弁当を作ってきたのだ
朝それをオールマイトが見つけなんとも言えない表情をしていたが
「消太先生にお弁当作ってきたの!よかったらお昼に食べて?」
「わざわざ作ってくれたのか?」
「うん!これからのお昼はわたしからのお弁当食べてくれる?」
自分のために作ってくれた怜奈に断るなんて合理的じゃないしまず断るはずがないと相澤は結論を出しありがたくそれを受け取る
それに彼女の作る料理は絶品だということは相澤自身よく家に行って夕飯などをご馳走してもらうのでよく知っている(相澤とマイクも胃袋はがっちり掴まれている)
嬉しそうに笑う怜奈の頭を撫でれば、食べたらパーパに渡してくれと言うのでうなづいて承諾すれば満足そうに笑って彼女は教室へと戻っていった
このあと一部始終を見ていた教師陣に相澤はいろいろ言われるのであった(主にマイクとミッドナイトから)
おそらくみんなが心の中で「普通だ」とつぶやいたであろうプレゼントマイクの英語の授業などの午前の授業を終えて、現在はランチタイム
クックヒーローランチラッシュのご飯が食べられる学食は人で大いに賑わっていた
彼の作る料理が安価で食べられることを考えれば当然と言えるだろ
ランチラッシュのご飯は絶品で大好きだが、オールマイトが怜奈のお弁当がいい!と言うので、ついでに自分自身のお弁当も作っている
(今度は学食も食べよう)
と1人で計画を立てて、どこに座ろうかときょろきょろと視線を動かし席を探していると蛙吹がこちらに向かって手を振っているのが見えた
よく見れば彼女の周りには1Aの女子達がいる
小走りで駆け寄っていくと蛙吹は自分の隣へと座るように勧めた
ありがたくその席に座りお礼を述べると彼女はいいのよ、と言ってくれる
「あら、怜奈ちゃんもお弁当?私もよ」
「梅雨ちゃんも?お揃いだね!」
「ケロケロ、そうね」
「梅雨ちゃんおかず交換しよう?」
「嬉しいわ、私もしたいと思ってたの」
「私も怜奈さんのおかず食べたいですわ!」
「えー私も欲しい!」
「同じくほしい!」
「ウチとも交換しよ!」
「うん!」
同じく弁当を自分で作って来ている蛙吹と、おかずを交換しようという話をしていれば、八百万、葉隠、芦戸、耳郎も加わりみんなでしよう!と結果的にそうなった
麗日のみ、現在自分の分の学食を購入しに行っている
「おまたせー!なになに、なんの話してるん?」
「みんなでおかず交換しよーって話してたんだよ!」
「そうなん?あ!神風さん!昨日話せなくって話したい~思ってたんよ!」
「えへへっ私もだよ!」
「怜奈ちゃんって呼んでもええ?」
「うん!私もお茶子ちゃんって呼ぶね」
麗日も合流し、全員でおかず交換会が始まる
怜奈の作ったおかずの美味しさに衝撃を受けたりしながら話すのはこのあとの授業についてだった。
「そういや次ヒーロー基礎学だよね」
「そーそー、何やるんだろ!めっちゃ楽しみ!」
耳郎の言葉を皮切りに、芦戸、他のメンバーも意識はヒーロー基礎学に
初めてのヒーローに関する科目、ヒーローを目指している全員が気にならないはずがないだろう
授業の話もそこそこにその他にも話題を咲かせ女子だけのランチタイムを過ごした