MHA中心
個性把握テスト〜戦闘訓練
名前変換
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「パーパ!おはよう」
「おはよう怜奈!HAHAHA、今日は私のほうが早いと思ったんだがね!」
今日は入学式。昨日は楽しみでなかなか寝付けず、朝も早くに目が覚めてしまったと説明すればオールマイトはそっかといい頭を撫でてくれる
彼の手は大きくてとっても温かいので撫でてもらえるのは凄く嬉しい
「パーパも早いね!」
「いやあ今日が初出勤だからね!私も気合いが入って早く目が覚めてしまったんだよ」
「ふふ、じゃあお揃いだねっ」
「ん"ん"!!そうだね!(朝から娘がkawaii)」
「お弁当作ったから持っていってね!」
「ありがとう怜奈」
それから2人で少し早めのご飯をゆっくりと食べて家を出た
あとから来てもいいんだよ?と言われたけどパーパと一緒に登校したいと言ったらまた頭を撫でてくれた。
家は雄英高校へ徒歩15分ぐらいの所に引っ越したため、通学にはさほど苦労することは無い
2人で仲良く話しながら歩いていればあっという間に学校に着いてしまった
まだ早い時間だからか人もほとんどいないようだ
「じゃあ私は校長室に行って来るよ。1人で大丈夫かい?」
「うん!校舎の地図は一通り見たから大丈夫だよ。」
「そうかい?ならいいんだが…何かあったらすぐに電話してね、あと今日多分帰り遅くなるからご飯は先に食べてなさい」
「うん!いってらっしゃいパーパ」
「行ってきます!怜奈も頑張れ!」
ぶんぶんと姿が見えなくなるまで手を振り見送ったあと後ろから声をかけられた
ぱっと振り返ると今登校してきたのだろう、相澤が片手をあげながらこちらに歩いてくるのが見えた
本当に先生なんだと実感して嬉しくなり走り寄って正面から抱きつけば彼は優しく自分を抱きとめてくれる
「おっと、」
「消太お兄ちゃん!おはよう!」
「はいおはよう」
なでなでと自分の頭を撫でてくれる手はパーパよりも小さいけれど、彼の手も大好きだった
それから彼に裏のベンチへ行こうと言われたのでついて行く
ベンチに腰をおろすと、すぐに彼は口を開いた
「随分早い登校だな」
「楽しみで早く目が覚めちゃって…」
「お前らしいな」
「でも、早起きしたおかげでこうしてお兄ちゃんとお話出来たから嬉しい」
「(kawaii…)」
嬉しさから笑うとまた頭を撫でられる
私の周りの人はみんな頭を撫でるのが好きみたいだ。
「あぁ、そうだ怜奈。学校では俺のことはちゃんと先生って呼ぶんだぞ」
そう言われてからハッとする
そうだ、学校の外ならまだしも校内でそう呼ぶのは彼らに迷惑がかかるかもしれない(そんなことは微塵も思ってはいない彼らだが)
「そっそうだよね…えっと、下のお名前でもいい?」
「ん、好きに呼べ」
「じゃあ、消太先生?」
「おうふ…………………」
少し恥ずかしくて小声になってしまった
うぅこれなら練習しておけばよかった…と思うがもう遅いだろう(相澤は恥ずかしそうに復唱する先生呼びにkawaiiダメージを食らっている)
「あはは…何か恥ずかしいなぁ、ちゃんと呼べるように練習するね」
「ゆっくりでいいからな。じゃなきゃ俺が持ちそうにない。」
「?はーい」
それから少し話をして、自分は準備があるからといい相澤は渋々職員室へと歩いていった
時計を見れば程よい時間になっていたので、誰か教室にいるかもしれないと足取り軽く1―Aへの道をたどる
(ちなみに彼女は担任が相澤だということをまだ知らなかった。)
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