長編予告集
お名前設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「precious」予告
大海賊・白ひげの船に
ひとりの少女が加わった。
「おれはエースだ。2番隊の隊長をやってる。」
「隊長さん?」
両親を失ったばかりの彼女はひどく傷付いていた。
「私のことなんて、放っておけばいいのに。」
「放っておかねェ。」
導かれるように出会った2人の間に
初めての恋が生まれ、想いは大きくなっていく。
そばにいたい。
彼女に触れたい。
——こんなこと初めてで
どうしたらいいのかわからねェ。
広い船内で
「私…期待していいの?エース。」
人知れず2人は恋を実らせ
「そんな言い方、期待しちまうのはおれの方だ。」
愛を育む。
——ずっとずっと
エースと共に生きていくんだと思っていた。
突然、事件は起こる。
「オヤジさんは、反対しているんでしょ?」
「オヤジは許しても…おれは許せねェんだ。」
そして訪れる別れの時。
「約束して。絶対に無茶はしないでよね?」
「必ず戻る。」
その言葉を残して
彼は二度と彼女の前には帰らなかった。
何度でも伝えたかった。
好きだ。
大好きだ。
今も、愛してる。
でも、ごめんな。
さよならだ。
「precious」本編を読む