長編予告集
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「きっといつか」予告
海で遭難したところを助けられた相手は
海賊。
「私を島まで乗せてください。」
「仕方ねェ。乗せてやる。」
第一印象は最悪。
「この船の頭は俺だってことを忘れてねェか。」
「何が頭よ。一番偉ぶってるだけじゃないの?」
それでも
時折見せる不器用な優しさを知る。
「あんたが優しいと気持ち悪い。」
「うるせェな。」
——キッド。
気付けば心の中で、名前を呼んでいた。
大嫌いなヤツだと思っていたのに
少しずつ、確実に縮まる2人の距離。
しかし彼女には、帰りを待つ婚約者がいた。
——この恋は
なかったことにしなくてはいけない。
それなのに
「どうして、キスなんてしたのよ……」
「好きだからだよ。」
必ず別れの時がくる。
「離れていっちゃうくせに、そんなこと言うなんてずるい。」
愛し合ってはいけない。
「島に着いたら俺のことは忘れろ。」
それでも
「すきだよ…キッド……」
2人はこの恋に溺れていく。
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