スキとキライと。【後編】
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西の海岸へ出ると
大きな建物が見えた。
奴らのアジトに間違いない。
「好きに暴れろルフィ。俺は手錠の鍵とミドリちゃんを探す。」
「わかった!!」
「麦わらが現れたぞ!!」
「麦わらだ!!」
ルフィが真正面から乗り込んでいったのを確認して
俺は裏から窓を蹴破って中に入る。
そこは廊下だった。
敵は皆ルフィの方へ向かったようで、そこには誰もいなかった。
片っ端からドアを開けていきながら
ミドリちゃんの姿を探す。
「クソっ…どこにいる!」
建物内でルフィが暴れているようで
男達の怒号と大きな音が響く。
「ミドリちゃん!!どこだ!!」
大声で呼びながらミドリちゃんを探す。
少し遠くから微かにもの音がした。
「……上か?」
階段を見つけて2階へ上がる。
「ミドリちゃん!!」
すぐ近くのドアからドンドンと音がする。
「ミドリちゃんか!?」
ドンドンッ——
ドアを開けようとするが、鍵がかかっている。
「ミドリちゃん!ドアを壊す。離れてろ!!」
ドカッ——
ドアを蹴破る。
何もない薄暗い部屋に
ミドリちゃんはいた。