happiness
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次の日。
仕事を終え、病院に行く。
入院中のお母さんに会いに。
「お母さん、今日も仕事がんばったよ。」
お父さんを目の前で撃ち殺されてから
母は意識を失い、眠り続けている。
「最近はね、ワッフル作りを一人で任されるようになったんだよ。」
いつもこのように時間を見つけては会いに来て、返事もないお母さんに話をする。
「あとね、昨日は素敵な人に会ったんだ…」
あの金髪の男の人を思い出して頬が熱くなる。
「紳士的で、格好良い人だった。また会えるといいな…」
ーーーーーー
面会時間ギリギリまで病室にいて
すっかり帰りが遅くなってしまった。
治安の良い街だけど
夜には悪い人たちが多く行き来する。
急ぎ足で家へ向かっていると
いきなり目の前に男の人が現れた。
「誰!?」
抵抗する間も無く、ハンカチのようなもので口と鼻を塞がれて
薬品の匂いがしたと思ったら
「うっ……」
私はそのまま意識を手放した。
ーーーーーー
麦わらの一味は街のレストランで夕食を終え
サニー号への帰路を歩いていた。
「うまかったな〜肉〜。」
「確かにうまかったが、てめェは食い過ぎだ。」
「ヨホホホ!私もお腹いっぱいです。ゲェーーーーップ!」
「きたない!!」
そんな中、ふとサンジが立ち止まる。
「サンジくん?どうかした?」
「…誰かが助けを呼ぶ声が聞こえた。先戻っててくれ。」
そう言い残すと、すぐにその場を離れる。
「なんだよ〜こんな安全な街で誰かが襲われてるってのか?」
「確かに嫌な気配が動いてるが、コック一人で十分だろ。」
仲間たちはそのままサニー号へと向かった。