鈍感オトコと付き合う方法
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「いい眺めだな〜!」
「ほんと。綺麗だね。」
部屋に着く頃には、辺りは夜景へと変わっていた。
ロマンチックな雰囲気に
胸のドキドキが増す。
緊張する。ものすごく。
そんな私の想いとは裏腹に
ルフィはルームサービスのメニューを広げていた。
「腹減った。何か食おう。持ってきてくれるんだってよ。」
それを私にも嬉しそうに見せてくる。
その笑顔に、少し緊張が和らいだ。
ロマンチックな夜景よりも食い意地。
ルフィらしくて癒される。
大好き。
食事をしながら、色々な話をした。
こんなに2人きりでゆっくり過ごしたのは
初めてかもしれない。
と、ルフィが大きく伸びをしてあくびをする。
気付けば夜も遅い時間になっていた。
「……もう寝る?」
自分のひとことで、先ほどまで忘れかけていた緊張が再び戻ってくる。
「あァ。先風呂行ってこいよ。」
「うん、じゃあそうするね。」
わかってるのか、いないのか
特に変わらない調子で笑顔をくれるルフィを残して、私はバスルームへ向かった。