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「ごめん。動いていい?」


返事も聞かずに、俺は下から激しく突き上げた。
せめて腰に負担がかからないようにと、腰を支えてみる。


「・・ん・・ああっ・・ちょ・・そんな激しく・・したら・・。」


今にも泣きそうな顔をして、ニノは言った。
必死でイクのを我慢しているその姿が、可愛くて仕方がない。


「かわいい・・かず、好きだよ。」

「・・潤くん・・じゅんくんっ・・。」


俺の名前を繰り返し呼びながら、ニノがしがみついてくる。

やばい。
そんな事されたら、俺の方が先にイッてしまいそうだ。


「・・かず・・イキたい?」


耳元で低く囁くと、ニノはびくっと身体を震わせた。

恥ずかしいのか何なのか、返事をしてくれない。
返事を聞くまで、俺は腰を動かさないことにする。
それはそれで俺も辛いけど。


「あ・・・。」

「返事をしてくれないと、イケないよ?」


俺はニヤッと笑ってみせた。
ニノは真っ赤になって、俺を睨んでいる。
ああ、可愛い。
たまには意地悪もしないとね。

刺激を求めて、ニノの腰が物欲しげに動く。
俺がそれも動かせないようにすると、ニノが耐えきれなくなったように言った。


「・・イキたいっ・・。」


その言葉に満足した俺は、強く腰を突き上げた。
滴を垂らしているニノ自身を扱きながら、さらに激しく追い上げる。


「・・ひやっ・・だめ・・やあああっ!」


すぐにニノは限界を迎え、身体を痙攣させながら白濁した液を放った。
それと同時に締め付けられ、俺も達してしまった。
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