M

風呂から出て、裸のまま寝室へ向かう。

身体を洗いながら、あちこち触っていたから、もう二人とも臨戦態勢だった。

俺はローションを自分の手に取り、ニノの後ろの孔に指を差し入れた。
風呂の中でも弄っていたから、そこはもうかなり柔らかくなっていて。
ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てる。

その音が恥ずかしいのか、ニノは真っ赤になって首を横に振った。


「・・潤くんっ・・それ、やだ・・・。」

「駄目。じっとして。」


前立腺の膨らみを見つけて軽く擦ると、ニノは悲鳴を上げた。


「・・あああっ!」

「イイ所、見つけた。」

「んっ・・や・・すぐ・・いっちゃうから・・ダメだって・・・。」


ニノは喘ぎながら、必死で俺に訴える。
ああ、もうその表情がたまらない。

俺は指を抜き、自分のモノに素早くゴムを装着した。
ベッドの上で座ったまま、ニノを呼び寄せる。


「ほら、おいで。」

「・・うん。」


ニノはおずおずと俺に跨り、ゆっくりと腰を落とした。


「・・っ・・あ・・んんっ!」


俺のモノを全て飲み込んだ所で、ニノの身体が大きくしなった。
下から突きあげたい衝動を我慢して、馴染むのを待つ。

気を紛らわせようと首筋や鎖骨に唇を這わせていると、ゆっくりとニノの腰が動き始めた。

催促するように、ゆらゆらと揺れる腰。
俺のモノを包み込む熱い感触。
その気持ち良さに、もう我慢も限界だった。
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