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俺の下でよがってるコイツが、ヤクザの二代目だって?
そんなの信じられないっての。
「・・・っ・・・あ・・・・。」
腰を突き動かす度に、耐え切れず漏れる声が艶っぽくて
震える瞼が色っぽくて
見てるだけで、たまらなく欲情する。
「セ・・・ンセ・・・。俺、もう・・・。」
「智。」
「さ・・・とし・・・。」
今にも爆発しそうな彼のモノをギュッと握って、声をかける。
「和。」
「・・・何?」
「俺を見ながら、イクって言って?」
「ばかっ・・・何、考えてんだよ!」
文句を言う和を無視して、イイ所ばかりを責めてやると
ツルリとした頬を赤く染めて
今にも涙がこぼれ落ちてきそうなほど潤んだ目で睨まれた。
その怒ったような
恥ずかしそうな
それでいて、縋り付くような
こういう時にしかお目にかかれない種類の視線に、下半身が熱くなる。
「・・・っ・・中で・・デカくすんなって。」
「だって、可愛いから。」
「やっ・・・・・あああっ・・・ね・・・ちょっと・・ホントに・・。」
「いいよ。イケよ。」
「・・・ああっ・・・っく・・も・・・イクっ・・・!」
大きく反った和の首筋に強く吸い付いて
蠢く内部に持っていかれそうになるのを、どうにか耐える。
口を離すと、そこには紅い跡が残っていた。
そういや
組の奴ら、前に付けたキスマークに気付いたかな。
そんな事を思いながら、その跡をなぞると
「・・・キスマークつけんなよ。」
と、荒い息のまま文句を言われた。
ははっ。
かっわいいなあ。
「俺のモンって印だから、いいんだよ。」
「・・・イマイチ格好つかないんだよな・・・って・・・っあ・・・ばか・・・。」
イッたばかりのモノを握って、まだヒクヒクしている中を掻き回すと
和の身体がすぐに反応し始めた。
「もう一回、イケる?」
「・・・無理。」
「イケそうだな。」
「・・・やあっ・・・。」
「ここがイイんだよな?」
「・・・んぅっ・・・。」
ねっとりとしたキスを交わしながら、和の内部を深く抉った。
指では届かない奥まった所
ねだるように、和が足を俺の腰に絡めてくる。
「もっと?」
「・・・・もっと・・・・ああっ・・・。」
いつもの様子からは信じられないほど素直な言葉で俺を求めてくる。
その様子があまりに可愛くて
うっかり好きだと言ってしまいそうになるのを
どうにか堪えた。