レイク島
「お前ェにはまだ早ェか…」
『?
なにが…?』
「いや…
寝るよぃ」
マルコはそう言ってゴロン、とベッドに横になった。
キングサイズのベッドなので二人が横になっても充分な余裕がある。
目を瞑る彼の側にララはもそもそ、と近寄った。
「ん?
どうしたよぃ?」
『ううん…
こうしてたいだけ』
「好きにしろぃ」
ぶっきらぼうな言い方だったが、マルコの表情は優しげだった。
ララがこんな風に甘えるのは珍しい。
素直に嬉しいのだろう。
彼は彼女の身体を自分の方へと抱き寄せた。
「明日お前ェ非番だろぃ?」
『え…うん』
「予定はあるのかぃ?」
『特にないけど…?
あ、でも朝は湖行きたい』
「じゃ、昼から一緒に島見て回るかぃ?」
『……いいの?』
ララは少し驚いたように目をパチクリさせてマルコを見上げて疑視した。
島に上陸してもなんだかんだで忙しそうにしている彼からのお誘い。
一緒に島を見て回るのが初めてというわけではなかったが、こうしてマルコから誘ってくるのは初めてだ。
いつも彼女の我儘で仕方なしに付き合っていただけ。
ララはそう解釈していたので、驚いたのだろう。
彼からの誘いに。
「ああ。無理にとは言わねェが…」
『行く!!』
「…そうかよぃ。
行きたいとこ決めとけ」
『うん!!』
ララはいつもの無邪気な笑顔を浮かべた。
余程、マルコの誘いが嬉しかったのだろう。
口にせずとも彼女の気持ちが手に取るようにわかる。
どんなに成長してもこれだけは変わらない。
二人はその後、抱き合いながら他愛ない話をして一夜を過ごした。
どちらからともなく、眠りについたのは言うまでもない。
結局ララはマルコに抱かれることはなかった。
それでいい。
彼に悔いはない。
翌朝、自分の腕の中で眠るララを目にしてそう思った。
焦る必要などない、と。
.
『?
なにが…?』
「いや…
寝るよぃ」
マルコはそう言ってゴロン、とベッドに横になった。
キングサイズのベッドなので二人が横になっても充分な余裕がある。
目を瞑る彼の側にララはもそもそ、と近寄った。
「ん?
どうしたよぃ?」
『ううん…
こうしてたいだけ』
「好きにしろぃ」
ぶっきらぼうな言い方だったが、マルコの表情は優しげだった。
ララがこんな風に甘えるのは珍しい。
素直に嬉しいのだろう。
彼は彼女の身体を自分の方へと抱き寄せた。
「明日お前ェ非番だろぃ?」
『え…うん』
「予定はあるのかぃ?」
『特にないけど…?
あ、でも朝は湖行きたい』
「じゃ、昼から一緒に島見て回るかぃ?」
『……いいの?』
ララは少し驚いたように目をパチクリさせてマルコを見上げて疑視した。
島に上陸してもなんだかんだで忙しそうにしている彼からのお誘い。
一緒に島を見て回るのが初めてというわけではなかったが、こうしてマルコから誘ってくるのは初めてだ。
いつも彼女の我儘で仕方なしに付き合っていただけ。
ララはそう解釈していたので、驚いたのだろう。
彼からの誘いに。
「ああ。無理にとは言わねェが…」
『行く!!』
「…そうかよぃ。
行きたいとこ決めとけ」
『うん!!』
ララはいつもの無邪気な笑顔を浮かべた。
余程、マルコの誘いが嬉しかったのだろう。
口にせずとも彼女の気持ちが手に取るようにわかる。
どんなに成長してもこれだけは変わらない。
二人はその後、抱き合いながら他愛ない話をして一夜を過ごした。
どちらからともなく、眠りについたのは言うまでもない。
結局ララはマルコに抱かれることはなかった。
それでいい。
彼に悔いはない。
翌朝、自分の腕の中で眠るララを目にしてそう思った。
焦る必要などない、と。
.