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クラスのやつの中で俺たちの練習見に来たことないのって柊だけなんじゃね?って思った。
別にうぬぼれてる訳じゃないけど、うちの練習はレベル高くてゲームみてても面白いと思うし、なんだかんだイケメン揃い、とかよく言われるし。だから大体のやつは一回は見に来たことある。男子も女子も。
俺も見られるのは好き。
普段よりはテニスしてる時のほうが自分のことカッコいいって思うし、いいコース決めた時オオーって声上がるのが気持ちいい。
この間の席替えで、柊の前になった。あんまり話したことはなくて、でも俺はこいつのことを知ってた。2年の時別のクラスだったけど、同じクラスの友達がこいつに告白するって息巻いてた。
結果、降られたみたいだけど。
話すのは初めてかもしれない。
「お前、いい席当てたな。前後よろしくな。」
『うん、ばっっ‼て帰れる席だ。こちらこそよろしく、切原君。』
ばっってなんだ。俺ほどでなくても、こいつはもしかして馬鹿なのかもしれない。それから少しずつ話すようになって、こいつが立海生徒にしては珍しく、俺たちの練習を見に来たことがないこと、柊も以前テニスをやってたこと、今はスポーツショップでバイトをしてることを知った。
「前やってたんならなおさら見に来いよ‼女子で見に来たことないとか、知らないのお前、うちの先輩方、イケメン揃いって有名なんだぜ?プレーもカッコいい‼」
柊はいつも笑って聞いてた。
『知ってるよ、なんか、聞いたことあるよ。ゆいちゃんとか、はるかも、幸村先輩?だっけ。カッコいい~って言ってた。切原君も人気みたいだよ』
「はっ、おれ、いや、じゃなくて、なんでお前は見に来ないの?」
少しだけ顔が熱くなった。切原君も人気、へえ。知ってたけど。
『バイトばっかりで…それに、ゲーム見たらテニスしたい~~ってなっちゃいそう。』
「すりゃあいいじゃん。俺が付き合ってやるよ。」
そういえば、なんでこいつはテニスをしなくなったんだろう。聞いてもいいやつだろうか。いや、もう少し仲良くなってから話すことだろうか。
『そうだね。明後日、バイト休みだし、ゆいちゃんも行くって言ってたから、行ってみようかな。』
「おう‼待ってるからな‼」
楽しみ。待ってるって言った?俺。
柊に見られたい。いままで一回も俺らの練習見に来たことないとかいうこいつに、俺のカッコいいところ見せてびっくりさせてやりたい!
中学からつけてる、パワーリストを撫でた。
別にうぬぼれてる訳じゃないけど、うちの練習はレベル高くてゲームみてても面白いと思うし、なんだかんだイケメン揃い、とかよく言われるし。だから大体のやつは一回は見に来たことある。男子も女子も。
俺も見られるのは好き。
普段よりはテニスしてる時のほうが自分のことカッコいいって思うし、いいコース決めた時オオーって声上がるのが気持ちいい。
この間の席替えで、柊の前になった。あんまり話したことはなくて、でも俺はこいつのことを知ってた。2年の時別のクラスだったけど、同じクラスの友達がこいつに告白するって息巻いてた。
結果、降られたみたいだけど。
話すのは初めてかもしれない。
「お前、いい席当てたな。前後よろしくな。」
『うん、ばっっ‼て帰れる席だ。こちらこそよろしく、切原君。』
ばっってなんだ。俺ほどでなくても、こいつはもしかして馬鹿なのかもしれない。それから少しずつ話すようになって、こいつが立海生徒にしては珍しく、俺たちの練習を見に来たことがないこと、柊も以前テニスをやってたこと、今はスポーツショップでバイトをしてることを知った。
「前やってたんならなおさら見に来いよ‼女子で見に来たことないとか、知らないのお前、うちの先輩方、イケメン揃いって有名なんだぜ?プレーもカッコいい‼」
柊はいつも笑って聞いてた。
『知ってるよ、なんか、聞いたことあるよ。ゆいちゃんとか、はるかも、幸村先輩?だっけ。カッコいい~って言ってた。切原君も人気みたいだよ』
「はっ、おれ、いや、じゃなくて、なんでお前は見に来ないの?」
少しだけ顔が熱くなった。切原君も人気、へえ。知ってたけど。
『バイトばっかりで…それに、ゲーム見たらテニスしたい~~ってなっちゃいそう。』
「すりゃあいいじゃん。俺が付き合ってやるよ。」
そういえば、なんでこいつはテニスをしなくなったんだろう。聞いてもいいやつだろうか。いや、もう少し仲良くなってから話すことだろうか。
『そうだね。明後日、バイト休みだし、ゆいちゃんも行くって言ってたから、行ってみようかな。』
「おう‼待ってるからな‼」
楽しみ。待ってるって言った?俺。
柊に見られたい。いままで一回も俺らの練習見に来たことないとかいうこいつに、俺のカッコいいところ見せてびっくりさせてやりたい!
中学からつけてる、パワーリストを撫でた。