4th
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(アクア、貴方態度悪すぎ💦とてもメディアの前には出せないわね今のこの子・・・)
※ちなみに外は暗くなり始めているため、もう用事のない有馬ちゃんは、かなり気にしてはいたがお帰り頂いた。
「じゃあ単刀直入に聞く。
・・・・・・姉さんのこと、好きだよな?」
「っ!!!?」
アクアの言葉にルビーはハラハラしつつも体が震えるのを感じた。
じっと自分を見つめて睨んでくるアクアを、手塚もしばしじっと無言で見つめ返しす。
そんな二人を交互に見つめながら手に汗を握り、とても居心地は悪かったが、ルビーも手塚の返答が気になり黙って見守ることにした。
ローズの弟妹である二人にとって、これはとても重要なことなんだ。
仕事をするふりをしつつ、ミヤコも何とも言えない気持ちで見守った。
「どうなんだ・・・?」
「・・・好きだ。彼女のことを愛している」
「・・・・・・・・・・・・はああああああぁぁっ!!」
真剣な眼差しと、はっきりした手塚の物言いにルビーは真っ赤な顔を押さえつつ、我が事のようにトキめく自分を落ち着けようと必死だった。
(すごいよこの人っ。お姉ちゃんのことが大好きなんだって、こんなに伝わってくるなんてっ!)
「だろうな、姉さんに近づく男は大抵姉さんに惚れてる」
「アクア。お前は何が言いたいんだ」
「どこが好きなんだよ?顔か?体か?
姉さんは可愛いから、すぐに好きだとか愛してるとか軽々しく言えるんだろ?・・・そんなの迷惑なんだよ!」
「迷惑か、確かにそうだな。だがそれはローズが決めることだ」
「優しい姉さんがそんなことはっきり言うわけないだろ。だから代わりに言っておいてやるんだ。姉さんは」
「私がどうしたの?アクア??」
エプロン姿で現れたローズにアクアの言葉は中断された。
ナイスタイミングでの登場にアタフタし掛けていたルビーは思わず「お姉ちゃんナイス!」と叫んでしまっていた。
「なにが?ルビー。手塚くん、せっかくだから夕ご飯食べていく?」
「いや、明日もあるから今日は失礼する。ありがとう」
立ち上がり礼儀正しく、「ご馳走様でした」とミヤコの方にお礼をして、手塚は出口へ向かった。
「また明日」
「あ、うん、また明日」
(あれ?)
ただ一言交わしただけだが、ルビーは少し違和感を覚えた。
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