4th
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
とりあえず家の中(何故??)
「・・・・・・」
「・・・・・・💢」
「💧・・・国光くん?これお茶ね。アクアもはい、どーぞ」
「ああ、すまない」
「ありがとう姉さん。こいつのこと、名前で呼ぶんだね」
ギクッ
「え?あ~・・・そうなんだよね~(平常心平常心💦)」
立ち話も何だからと時間も遅いが、このままではこの男の機嫌が永遠に治らないだろうと判断したミヤコ社長の配慮により、とりあえずは事務所内の応接スペースに落ち着いたのだったが。
ソファーには手塚と、向かいわせて反対側にドカッと座り、両手を開いた膝の上で苛立たし気に組んでいる弟のアクアが・・・
少し離れた場所にはお盆を持つローズを回収して恐々と様子をうかがおうとするルビーと有馬。
「お姉ちゃん!!あのすんごい渋くてかっこいい人ってもしかしてww(ひそひそ)」
「💦ええ~っと・・・男子テニス部の部長さんで(嘘は言ってない!)」
「そうなの?!部長仲間??だから送ってくれたの??」
「う、うん!そうなんだ!!」
嘘は言ってない~~~~
心の中で泣き叫びつつローズは平静を装うのに必死だった。
目をいつもの数倍キラキラさせてヒソヒソ聞いてくる引っ付き虫なルビーに、ごまかすように笑うしかなく、トレイを持ったまま部屋を出ようとして、もう一度不安げにソファーを振り返ってみる。
いつもと同じくしっかり背筋を伸ばして、堂々と凛々しくポーカーフェイスを崩さない手塚と、足を組んでモデルポーズに見えなくもないがインテリヤクザでも通じるように、その上に手を組んで若干ふんぞり返ってにらみを利かせている弟のアクアの図は、100歩譲っても安心して見て置いておける様ではなかった。
(はちゃ~~~・・・よし、こうなったら)
何かを思いつき、ルビーを残してローズは足早にその場を抜け出した。
「・・・・・・・・・なあ」
「はい」
「あんた、本当に中3か?」
「こう見えても、生徒会長を任されている」
「男子テニス部のコートって、女子テニのコートとは真反対だよな??同じ時間に部活終わったって、た・ま・た・ま一緒にはならないと思うんだが??」
「・・・いつもは俺は部活の日誌を書いて帰っているが、今日は体調を気遣ってくれた部員たちのおかげで早く帰ることができた。彼女とはたまたま門の近くで出会って、今度の合同練習の話をしながら帰っただけだ」←(嘘は言っていない)
※↑似た者カップル、身内(義理(笑))にも嘘はつきたくない
「ふうん・・・?」