3rd
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アクアは腕の中のローズを守るように抱きしめ、すぐ後ろに立っていた自分より少し高い男を容赦なく睨みつけた。
「暗くなったのでローズさんを家まで送ろうと。
初めまして、青春学園生徒会長、手塚国光といいます。」
初対面なんか関係ない、完全に敵とみなされた視線を向けられても手塚は何時もと変わらず動じた様子はない。
しかも肩書も完璧、理由も完璧でこれでは真正面から喧嘩を売ったアクアは完全にただのヤンキーブラザーである(笑)
「キャ〜〜〜wお姉ちゃんがめちゃくちゃイケメンと帰ってきた〜!しかも歳上??生徒会長だって〜〜〜ww」
「確実に上よね。高等部の生徒会長ってことは高3?学ランでわかりにくいけどかなり引き締まった体してるわ、体育会系かしら」
「いえ、中3です。」
「あはは〜💦ミヤコさんもルビーもただいま!あなたは有馬かなちゃんかな??初めまして、アクアとルビーの姉のローズです!よろしくね〜w」
(まだ)アクアの腕の中からこちらにヒラヒラ手を振ってくれる美少女に、この三つ子のDNAの不公平さを本気で呪いたくなるかなだった。
「(///当たり前なんだろうけど可愛いすぎるのよ〜///)は・・・はじ・・めまして///」
「・・・・・・・・・・・・・で???(ギロ)」
かなとローズの初対面には誤魔化されず、アクアが再び手塚を睨みつけた。
「あんたは姉貴とどういう関係なんデスカ??」
(((最後の微妙な敬語が怖すぎる)))
「はああ〜・・・」
頭を抱えてため息をつくミヤコの声が妙に大きく玄関に木霊した。
end.
2025.4.28