3rd
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(姉さんは警戒心は強いから、自分から危険に飛び込んでいくなんて考えにくい。でも、もしまた・・・アイみたいなことになったら・・・アイ・・・)
「シスコンは別に個人の自由だからいいけど、節度ってものがあるでしょうっ?アクアだって彼女が出来れば///ルビーにだってお姉さんにだって、いずれ恋人ができるだろうし」
「えっっ。私は~・・・///」
遠い記憶の中にいる想い人が頭に浮かんで、ルビーは一気に頭の中の熱が増した。
ボンッ
「イッヤ~~~~vvもうっ先輩ったら~~~ww
「??!!?!?」
自分を抱きしめてくねくねとナニカに悶えるルビーと、頭にはてなを浮かべる有馬を尻目に。
ミヤコは自分のスマホを見つめていた。
(あの子がいてくれるから、心配ないとは思うけど‥‥)
とりあえず自分から連絡だけでも入れておくかと、電源を入れて操作しようとした時だった。
ピンポ~~~ン
チャイムの音が鳴り画面を操作すると、
『ミヤコさんただいま〜vアクアにルビーも遅くなってごめんね~!』
画面に映ったいつもと変わらない姉の姿に、アクアは心底安堵して口元の力を抜き、一目散に玄関に向かってしまった。
「へっ?!」
「えっ、ちょっとアクア??!」
呆気にとられるかなとルビーをよそに、ミヤコはあることに気付きものすごく焦った。
(さっきインターホンに映り込んでたもう1人の腕ってもしかしてっ!!マズいわ;)
ローズしか目に入って居なかったアクアは気づかなかっただろうが、微かに見えた明らかにローズより背が高いがっしりした腕。しかも学ラン!
「(バンッ)姉さんおかえ・・・はあっ?(怒)」
大好きな姉が無事に帰ってきてアクアは無意識にメディアなら間違いなく多くの女性陣を虜にしてしまいそうなとびきりの笑顔でドアを開けた。
普通の女の子が見たらどうだっただろう、有馬かななら卒倒してしまったかもしれない。
そこには思った通り、自分の大好きな、
母の面影が色濃く残る最愛の姉・・・と???
「ただいま〜!アクアっ!!」
いつもの笑顔で抱きしめてくれる愛らしい姉を軽々受け止め、緩みそうになる口元。
・・・しかしそれを今は必死に我慢した。
なぜなら
「・・・どちらさまでしょーか。
・・・つーかダレだ??」
(((キャラ違うキャラ違うっ;完全にヤンキーだ💦)))
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