dark Knight
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私は、どこにでもいるごく普通の会社員だった。何かに追われる様な忙しくも退屈な毎日を送っていたある時、目の前に黒い悪魔が現れた。
そして、悪魔は私を8歳の子供の姿に変え、異世界へと送り込んだ。
しかも、その異世界は・・・あの人気ゲーム、デビルメイクライの世界だった。DMCシリーズは一番好きなゲームで、全てプレイ済みだ。
そんな世界にトリップしたのはすごく嬉しいけど、どうして私を子供にしたのかしら?
まぁ、いいわ。子供になるのも悪くない、とことんこの世界を楽しもうじゃないの。
それとね、悪魔に襲われた時の為の対応に、悪魔からいい物をもらったの。
"ヘッサ・マリー"
悪魔はこの黒い薔薇の指輪をそう呼んでいた。この指輪には無数の悪魔の魂が込められていて、はめると魔力が体内に流れ込み、悪魔の力を自分の物にできるらしい。簡単に言うと・・・半魔になれると言う事ね。
というわけで、この指輪の力を試す為悪魔が出やすそうな所に来た。
人気がなくて薄気味悪い、絶好の狩り日和だ。まだ初めてだけど。
そう思い立ち尽くしていると、暗闇から悪魔が現れた。「ケケケケ!!」と不気味に笑い、次々と出現し群がってきた。
まさか本当に出てくるなんて・・・
「喜びなさい。アンタたちが最初の生贄よ」
なんて中二っぽい事をクールに言うと、悪魔たちが一斉に襲いかかってきた。
指輪をはめた次の瞬間、ブワッと闇のオーラが指輪から湧き出し、そのオーラは私を包み込み、悪魔はオーラによって吹き飛ばされる。
そしてオーラが消えると、自分の姿に目を疑った。
両手を見てみると、さっきまでの子供の手ではなく大人の女性の手で、片方が義手になっていた。
服装も過激な衣装に変わっていて、それはまるで黒い砂漠に出てくるダークナイトの様だった。もしかして、今の私の姿はあの漆黒の美女の姿なのだろうか。
チッ・・・今ここに鏡があったら見れたのに。
そんな事を考えていると、悪魔たちが再びこちらに向かって襲いかかってきた。私は反射的に剣を出し悪魔たちを斬った。
なにこれ・・・体が勝手に・・・
ザシュッ!ザンッ!
「ギャアア!!」
次々に襲いかかる悪魔たちを倒していく。これは、私が動かしてるんじゃない。
まるで、体が誰かに操られているみたいだ。
ヘッサ・マリーのせい?
悪魔たちは悲鳴を上げ、レッドオーブを撒き散らしながら次々と倒れて消えていく。
そして、気付いた時には全ての悪魔を倒していた。
これが、ヘッサ・マリーの力・・・
『イイヤ、その力はヘッサ・マリーの物じゃないゼ?ヘッサ・マリーは魔力を与えるだけの魔具。それはお前自身の・・・ダークナイトの力だ』
「!」
頭の中に悪魔の声が!
『キシシッ!驚いたか?あたしはいつでもお前の側にいるんだぜ相棒』
「・・・鬱陶しい小悪魔ね。これから毎日アンタと一緒に過ごさなきゃならないの?」
『まァ、そう言うこった。つーか鬱陶しいって随分酷い事言うんだなァ。その指輪を作ったのはアタシだぜ?憧れの世界に連れてきたのもアタシのおかげなんだぜ?少しくらい感謝したらどうなのよォ!』
「・・・アリガトウゴザイマス」
『誠意が感じられない!もっとちゃんとした感謝の気持ちを込めて言え!』
はぁ・・・面倒くさい。
これは、私の悪魔狩りの物語である。
そして、悪魔は私を8歳の子供の姿に変え、異世界へと送り込んだ。
しかも、その異世界は・・・あの人気ゲーム、デビルメイクライの世界だった。DMCシリーズは一番好きなゲームで、全てプレイ済みだ。
そんな世界にトリップしたのはすごく嬉しいけど、どうして私を子供にしたのかしら?
まぁ、いいわ。子供になるのも悪くない、とことんこの世界を楽しもうじゃないの。
それとね、悪魔に襲われた時の為の対応に、悪魔からいい物をもらったの。
"ヘッサ・マリー"
悪魔はこの黒い薔薇の指輪をそう呼んでいた。この指輪には無数の悪魔の魂が込められていて、はめると魔力が体内に流れ込み、悪魔の力を自分の物にできるらしい。簡単に言うと・・・半魔になれると言う事ね。
というわけで、この指輪の力を試す為悪魔が出やすそうな所に来た。
人気がなくて薄気味悪い、絶好の狩り日和だ。まだ初めてだけど。
そう思い立ち尽くしていると、暗闇から悪魔が現れた。「ケケケケ!!」と不気味に笑い、次々と出現し群がってきた。
まさか本当に出てくるなんて・・・
「喜びなさい。アンタたちが最初の生贄よ」
なんて中二っぽい事をクールに言うと、悪魔たちが一斉に襲いかかってきた。
指輪をはめた次の瞬間、ブワッと闇のオーラが指輪から湧き出し、そのオーラは私を包み込み、悪魔はオーラによって吹き飛ばされる。
そしてオーラが消えると、自分の姿に目を疑った。
両手を見てみると、さっきまでの子供の手ではなく大人の女性の手で、片方が義手になっていた。
服装も過激な衣装に変わっていて、それはまるで黒い砂漠に出てくるダークナイトの様だった。もしかして、今の私の姿はあの漆黒の美女の姿なのだろうか。
チッ・・・今ここに鏡があったら見れたのに。
そんな事を考えていると、悪魔たちが再びこちらに向かって襲いかかってきた。私は反射的に剣を出し悪魔たちを斬った。
なにこれ・・・体が勝手に・・・
ザシュッ!ザンッ!
「ギャアア!!」
次々に襲いかかる悪魔たちを倒していく。これは、私が動かしてるんじゃない。
まるで、体が誰かに操られているみたいだ。
ヘッサ・マリーのせい?
悪魔たちは悲鳴を上げ、レッドオーブを撒き散らしながら次々と倒れて消えていく。
そして、気付いた時には全ての悪魔を倒していた。
これが、ヘッサ・マリーの力・・・
『イイヤ、その力はヘッサ・マリーの物じゃないゼ?ヘッサ・マリーは魔力を与えるだけの魔具。それはお前自身の・・・ダークナイトの力だ』
「!」
頭の中に悪魔の声が!
『キシシッ!驚いたか?あたしはいつでもお前の側にいるんだぜ相棒』
「・・・鬱陶しい小悪魔ね。これから毎日アンタと一緒に過ごさなきゃならないの?」
『まァ、そう言うこった。つーか鬱陶しいって随分酷い事言うんだなァ。その指輪を作ったのはアタシだぜ?憧れの世界に連れてきたのもアタシのおかげなんだぜ?少しくらい感謝したらどうなのよォ!』
「・・・アリガトウゴザイマス」
『誠意が感じられない!もっとちゃんとした感謝の気持ちを込めて言え!』
はぁ・・・面倒くさい。
これは、私の悪魔狩りの物語である。
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