サソリ夢
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森の中を歩いていると突然、木々のない開いた場所に出た。
一面には苺の花が咲いている。真ん中には大きな木があり、その下ではパーティーでもしているのだろうか?大きなテーブルにはケーキやらクッキーやらご馳走がたくさん置いてあった。
あたりにはトランプ模様の蝶々が風船と一緒に飛び回っていた。
「お腹すいたな…」
私はテーブルの上のご馳走を見ていたら何だかものすごい空腹感を覚えた。
フラフラと近づくとそこにはポツンと1人だけテーブルについている人がいることに気がついた。
「お、やっと来たか。待たせるんじゃねぇよ」
その人、赤毛の青年は言った。
タキシードのような服を着ている。よく見たら耳と尻尾が生えていて風にふわふわと揺れていた。
どっかで見たことある気が…
「…あなたと約束してたっけ??」
「なに寝ぼけてやがる。早くどれ飲むか決めろ」
そう言われてテーブルを見るといつの間にか飲み物が並べられていた。
紅茶、コーヒー、オレンジジュースかな?、赤いのはたぶんワインだ。
「私飲み物より、お腹が空いてるんだけど…」
「どれか飲んだら食わせてやるよ」
なら仕方ないと、私は紅茶をとろうとした。
「おっと、それはお勧めしないぜ」
「はぁ?」
選べと言ったくせになんなのだろう。めんどくさい。
「じゃあおすすめはどれなのよ?」
「それぞれ薬が入ってる」
「薬ぃ?」
赤毛はニヤッと笑った。
「飲めば俺が好きで堪らなくなる薬、俺を抱きしめたくなる薬、俺とキスしたくなる薬、もう一個はエ…内緒だ」
「なに?!えって何?!ってかろくなもん入ってないじゃない!最後のもろくなやつじゃない!飲まない!もー!お腹すいたー!!」
私はお腹が空いて発狂しそうだ。
何でだろうとにかくすごく食べたくて食べたくてしょうがないのだ。
「じゃあ早くどれか選べ」
その声がやけに甘ったるく聞こえて…。
空腹感ももう限界だった。
「…もー!じゃあこれ!これにする‼︎」
私は選んだ飲み物を取り、ぐいっと勢いよく呷った。
赤毛の男が目を煌々と輝かせて笑ったのを見た気がした。
「おい、…おいそんなところで寝るな」
「ーーーはっ!!」
「うおびっくりした」
私は肩を揺すられた刺激で突然夢の世界から覚めたようだ。コタツテーブルに突っ伏していた体を勢いよく起こした。
「え?!あれ?!…サソリ??」
「ったく。玄関の鍵もかけずに居眠りかよ。おら飯食おーぜ」
「う、うん。ごめん」
何かすごく変な夢を見ていた気がする。
でも今は空腹の方が勝っている。
「ねーさっきすごく変な夢見たの」
「どんな?」
「忘れちゃったー」
「はぁ?なんだそら。…そうだ、あれ飲もうぜ」
その言葉に何故か既視感を感じる。
「前誕生日にデイダラがくれたやつ」
サソリは戸棚の中にしまってあった真っ赤なワインを取り出した。
一面には苺の花が咲いている。真ん中には大きな木があり、その下ではパーティーでもしているのだろうか?大きなテーブルにはケーキやらクッキーやらご馳走がたくさん置いてあった。
あたりにはトランプ模様の蝶々が風船と一緒に飛び回っていた。
「お腹すいたな…」
私はテーブルの上のご馳走を見ていたら何だかものすごい空腹感を覚えた。
フラフラと近づくとそこにはポツンと1人だけテーブルについている人がいることに気がついた。
「お、やっと来たか。待たせるんじゃねぇよ」
その人、赤毛の青年は言った。
タキシードのような服を着ている。よく見たら耳と尻尾が生えていて風にふわふわと揺れていた。
どっかで見たことある気が…
「…あなたと約束してたっけ??」
「なに寝ぼけてやがる。早くどれ飲むか決めろ」
そう言われてテーブルを見るといつの間にか飲み物が並べられていた。
紅茶、コーヒー、オレンジジュースかな?、赤いのはたぶんワインだ。
「私飲み物より、お腹が空いてるんだけど…」
「どれか飲んだら食わせてやるよ」
なら仕方ないと、私は紅茶をとろうとした。
「おっと、それはお勧めしないぜ」
「はぁ?」
選べと言ったくせになんなのだろう。めんどくさい。
「じゃあおすすめはどれなのよ?」
「それぞれ薬が入ってる」
「薬ぃ?」
赤毛はニヤッと笑った。
「飲めば俺が好きで堪らなくなる薬、俺を抱きしめたくなる薬、俺とキスしたくなる薬、もう一個はエ…内緒だ」
「なに?!えって何?!ってかろくなもん入ってないじゃない!最後のもろくなやつじゃない!飲まない!もー!お腹すいたー!!」
私はお腹が空いて発狂しそうだ。
何でだろうとにかくすごく食べたくて食べたくてしょうがないのだ。
「じゃあ早くどれか選べ」
その声がやけに甘ったるく聞こえて…。
空腹感ももう限界だった。
「…もー!じゃあこれ!これにする‼︎」
私は選んだ飲み物を取り、ぐいっと勢いよく呷った。
赤毛の男が目を煌々と輝かせて笑ったのを見た気がした。
「おい、…おいそんなところで寝るな」
「ーーーはっ!!」
「うおびっくりした」
私は肩を揺すられた刺激で突然夢の世界から覚めたようだ。コタツテーブルに突っ伏していた体を勢いよく起こした。
「え?!あれ?!…サソリ??」
「ったく。玄関の鍵もかけずに居眠りかよ。おら飯食おーぜ」
「う、うん。ごめん」
何かすごく変な夢を見ていた気がする。
でも今は空腹の方が勝っている。
「ねーさっきすごく変な夢見たの」
「どんな?」
「忘れちゃったー」
「はぁ?なんだそら。…そうだ、あれ飲もうぜ」
その言葉に何故か既視感を感じる。
「前誕生日にデイダラがくれたやつ」
サソリは戸棚の中にしまってあった真っ赤なワインを取り出した。