夢ならば
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
こんなの、おかしいよ。
お祭りで聞く太鼓を何十倍にもしたような、お腹の底に響く音と振動。
早めのお雑煮を食べたあの日から、まだ何日も経っていないのに。
夢ならば
「御香宮神社から砲撃か…っ!」
話す間にも、轟音を立てて砲弾が飛んでくる。
何なの、これは。
どうして私達は、襲撃の的になってるの。
「よしっ、わかった!そんじゃ、俺が切り込んでくるぜ!」
嘘みたいな光景だった。
今まで見たどんな恐い夢でさえ、こんなに酷くはなかった。
「新八さん………」
私の呟く声なんか全部掻き消されてしまう。
こんな銃弾の中を、切り込む?
「二番隊の皆!命知らずな隊長を持ったせいで―――」
行ってしまう。
新八さん、
原田さん。
やめて。
行かないで。
「斎藤、お前は部下を連れて――」
斎藤さん。