アタック★メロメロ修学旅行(後編)
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「いいですねえ、こういうの」
春はきゃっきゃと子供のように笑った。
大広間には、八組の布団が円を描くように正しく八方に広がっていた。
「やれやれ、君には負けたよ」
沖田先輩が苦笑まじりの声で言う。
「だが、名案だ」
斎藤くんの声も心なしか笑いを含んでいるように感じる。
「お前ら、べらべら喋ってると明日起きらんねーぞ」
「だな。寝るとするか」
――――おやすみなさい。
春の隣は、もちろん彼だった。
つづく★