ドキッ★桃色体育祭-撲滅投球編-
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「よしっ」
わたしは新八先生に向き直る。
だが平助くんがそれを押し止めようとした。
「お前じゃ無理だ…!!頼む、から…逃げ…」
そのときわたしの中で、なにかがぷっつりと切れた。
「平助くんの…」
大きくボールを振りかぶる。
「ばかやろーーーーっ☆!!!!」
ヒュンッ
………チラッ
「「「あ」」」
わたしがボールを投げた瞬間、そこに風のいたずらが訪れた。
そして。
「ぐほあっ!!」
わたしの投げたボールは、スカートに釘付けになっていたらしい新八先生のみぞおちを一閃した。
「や…やった!!やったよ平助くんっ!!」
わたしたちは勝ったのだ。
「…平助くん?」
「………春…パンツが……」
白……と言いながら、平助くんはその場にくずおれた。
「?…もう、平助くんったら…わたしだって平助くんを守るよ!だから一人で戦わないで?」
「あ…ああ…悪い…それと」
心配で顔を覗き込んだわたしに、平助くんは穏やかな笑顔を浮かべた。
「ありがとうな…お前がいてくれて、良かった…」
こうしてわたしたちは、クラスを越えた団結や色んなものを手に入れたのだった。
つづく★
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