ドキッ★桃色体育祭-準備運動編-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
外へ出ると、他にもたくさんの生徒が集まっているはず―――が。
「斎藤くん、なんか…クラス少なくない…?」
「大方畏れをなして棄権したのだろう」
それで片付いてしまうのが薄桜学園の怖いところだ。
と、そこへ。
「春ちゃんもやっぱり参加するんだね」
「あ、沖田先輩!」
「面倒だけど参加してよかったかな」
沖田先輩はくすっと笑って言う。
そこへ平助が近づいて来た。
「あっ、平助くん!!」
「おう、春!!」
「今から試合?」
「そうそう。お前もよかったら参加してくれよな!!」
平助くんはドッヂボールに参加すると聞いている。
斎藤くんは―――
「あれ、斎藤くん、そういえば何の種目に出るの?」
「俺はバレーボールだ。春、何か危ない目に遭ったらすぐに来い」
「う、うん…わかった…」
―――何だか恐いことを言われた気がする。
「あの、沖田先輩は何に出るんですか?」
春は隣でにこにこしている沖田先輩に尋ねた。
「ん?僕は…フォークダンスかな」
「おいっ総司!!おめーそれラストだけじゃんかよっ!!」
「え?駄目なの?」
「駄目に決まってんだろ!!」
沖田先輩は露骨に面倒臭そうな顔になる。
「じゃあ…バスケにする」
どうやら練習してないらしい。
でもまあ、これだけ人手不足なら問題なく出られるだろう。
「あ、でもよ、バスケは午後の部だぜ?」
「本当に?ラッキー。それじゃ午後まで保健室行ってこようっと」
「あとは午前の部は……借り物競走だけだな」
―――なんとも面倒なイベントだ。
「春、お前はどうするのだ」
斎藤くんに聞かれて、春は―――
ドッヂボールを応援したい⇒-撲滅投球編-
バレーボールを見たいな⇒-鉄壁排球編-
</font>