キラッ★青春スクールフェスティバル-愛憎遊戯編-
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「さあ逃げなお嬢ちゃん!」
新八先生(友情出演)扮する猟師と別れ、森をさまよっている場面で異変は起こった。
「必ず止めろ、平助―――!」
「あっおい待てって!!」
なにやら舞台袖が騒がしい。
そして―――
「…そんなところで何をしている、我が嫁よ」
「お前の嫁じゃねーよ!!」
『そこへ七人のこび―――え?二人?二人の小人が現れました?』
ナレーターが慌てふためく。
そう、そこに現れたのは平助くんと………あの生徒会長だった。
「なっ、なんであなたが…!?」
「お前を連れて帰る。共に来い」
「あ……っつーワケでお姫さま、一緒に来てくれるか?」
(何をやっている、平助!)
舞台袖から斎藤くんが溢す。
「え、えっと…はい、わかりました…?」
「ふん…今日はやけに素直だな」
「バカ!いらない台詞言うな!」
舞台が暗転して袖に戻ったとき、そこは騒然としていた。
七人の小人役の生徒たちがばったりと倒れ、斎藤くんと魔女役の天霧さんと春、そして平助くんと生徒会長、ナレーターしか残されていなかったのである。
斎藤くんによると、平助くんが一人を討とうとした時既に七人の生徒は倒れてしまっていたらしい。
その騒ぎの張本人こそ、この生徒会長だという話だった。
「こうなったら仕方ない、こいつに小人役を続けてもらうしか―――」
「いいかお前!!絶対いらねー台詞言うんじゃねーぞ!!」
「貴様ら、俺を誰だと思っている…こんなもの朝飯前だ」
大丈夫かなぁ…
心配すぎる春たちを尻目に、幕は開こうとしている。
春は半ば諦めて舞台へと戻った。
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