キラッ★青春スクールフェスティバル-釘付けスカート編-
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そういえば―――
沖田先輩に「うちのクラスに遊びに来てね」と言われていた。
春は不安半分の興味半分で、沖田のクラス・二年一番組を覗きに行くことにした。
ひょこ、っと覗いてみたのだが。
沖田先輩の姿は見当たらない。
まあいっか…
春は踵を返そうとした、
その時。
「いらっしゃいませ、お客様」
「わっ!?」
後ろから突然声を掛けられた挙げ句抱きすくめられるようにお腹の前に腕を回され、春は立ち止まった。
振り返るとそこには―――
「ど、どちら様ですか…?」
お下げ頭の背の高いモデルのような美人が立っていた。
「誰って…やだなあ、僕だよ」
ほら僕、と言われ、春はまじまじとその美人の顔を見る、そして。
「えええっ!?沖田先輩!?」
「正解☆」
そう、その声はまさしく沖田先輩のものだった。
「な、なんでそんな格好を…はっ、まさか沖田先輩…!」
「…オカマなんですか、とか言ったら斬るよ?」
「う…」
図星の様子の春を見て、沖田先輩はやれやれといった感じで立て看板を指差した。
「『ぼーいず・びー・がーるず』…?」
「そう。うちの学園って女子が極端に少ないでしょ?居たとしても女装してる男子だったり」
「ああ、南雲くんとかですか」
「そうそう。そこで毎年二年の一クラスが女装カフェをやることになってね」
「……何が『そこで』なのかわかりませんが…なるほど」
「と言うわけで今年は僕のクラスに決まったわけ」
「はあ…」
「そういうワケだから、ほら座った座った。一名様ご来店でーす」
春は半ば強引に席に座らせられる。
「さあさあご注文は何に致しますか?」
「えっと…じゃあガトーショコラとホットティーを」
「かしこまりました♪オーダー入りまーす」
沖田先輩は間延びした声でオーダーを済ませると、春の隣に腰掛ける。
「それにしても…似合いますね、先輩」
「そう?それじゃ…」
沖田先輩がミニスカートの似合う脚を組む。
女の春でもドキドキしてしまうほど色っぽい。
「…こんなことしても怪しまれないかな?」
「わあああっ!!」
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