盲目フィルター★俺の嫁
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「ふん…集まっていたか」
中心に立つ人物は鼻がかった声で言うと、あとの二人を従えて上座に座った。
「お前らが…生徒会の奴らか!?」
「へ、平助くん…いきなり失礼だよ…」
すると恰幅の良い赤毛の生徒が口を開いた。
「如何にも。こちらが生徒会長 (留 年 中 )、風間千景です」
「…天霧、()は余計だ」
妙な沈黙が流れる。
「して、此方は書記の不知火匡。私は副会長の天霧九寿と申します」
不知火という人はどう見ても不良だし、書記なのに手ぶらだ。
唯一天霧さんのみがまともな人に見える。
「…で、その生徒会長さん ( 留 年 中 ) が僕たちに何の用?」
沖田先輩は冷やかな目で探るように風間さん達を見て言った。
「ふっ…学園の犬が。貴様らなどに用は無い」
「学園の犬って、あんたその代表だろ」
「………俺の目的はそこの女だけだ」
あ…スルーした…。
風間さんはまた妙な沈黙の後、春を見て言った。
「俺はその女に用がある」
「…え?わ…わたしですか!?」
慌てふためく春の様子を見て、風間さんは面白そうに笑った。
「ああ…こちらに来い、女。
お 前 は 俺 の 嫁 だ」
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