盲目フィルター★俺の嫁
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「おっ春!待ってたぜ!」
生徒会室に入った春たちを待っていたのは、平助くんだった。
―――否、平助くん『だけ』だった。
「え…他のクラスの委員の人は…?」
「恐らく怖じ気づいたのだろう」
斎藤くんは空いている席に腰掛け、春のために当然のように隣の席の椅子を引いてやる。
「あ、ありがとう斎藤くん…」
「なっ何だよ一君!!春は俺の隣…っ!!」
「この席は僕が貰いっ、と」
「総司、二年の席は向こうだ。平助は八番組だろう、五つ後ろに座れ」
「何だよそれ!」
「僕はこの席でもいいよね?春ちゃん」
「…総司、春が困っているだろう」
―――騒がしい。
この三人が集まると、騒がし過ぎる。
早く生徒会の人、来てくれないかなあ…
当惑しながら待っていると―――
ガラッ
扉が開き、三人の生徒が現れた。
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